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2025年09月04日 社長ブログ

“ミスしない”じゃなく、“ごまかさない”会社かどうか

 

家づくりの現場に長くいると、

痛感することがあります。

 

それは、

「完璧にミスをしない会社は存在しない」

ということです。

 

どんなに経験豊富な職人でも、

人間がやる以上、

必ずミスは起こります。

 

図面の読み違い、

寸法の取り違え、

材料の手配ミス…

 

小さなものから大きなものまで、

現場には“想定外”がつきものです。

 

だから本当に大切なのは、

「ミスをゼロにすること」ではありません。

 

「ミスが起きたときに、どう向き合うか」です。

 

ごまかして隠そうとするのか。

誰かのせいにして押し付けるのか。

それとも正直に認め、

解決策を考えて改善に動くのか。

 

この姿勢の違いが、

結果としてお客様の信頼を

大きく左右します。

 

私はこれまで、

いろんな協力業者さんと

お付き合いしてきました。

 

その中で長く続いている方々に

共通しているのは、

決して「ミスしない人」ではありません。

 

むしろ、「正直に報告してくれる人」

「すぐに改善に動いてくれる人」なのです。

 

例えば、ある職人さんが

施工中に寸法を誤ったことがありました。

 

普通なら隠そうと思えば隠せる程度のミス。

でも彼はすぐに電話をかけてきて、

「すみません、やり直します」と報告がありました。

 

その誠実な姿勢に、私は逆に安心しました。

こういう人とは、

長く一緒にやっていきたいと思えるのです。

 

また、ミスをする事は、

現場以外の社内でも起こります。

 

連絡をしていなかった

連絡が遅かった

知識が不足していた

共有をしていなかった

報告をしていなかった

 

これも、同じく、

ミスを隠すのではなく、

正直に報告を行い、

改善をしている姿勢があれば

私は問題はないと思っています。

 

完璧を装う会社よりも、

誠実に改善する会社の方が、

結果として強い。

 

お客様にとっても安心できる。

私はそう思います。

 

だから当社も、

決して「ミスをしません」とは言いません。

でも「ごまかしません」

「必ず改善します」と言えます。

 

工務店選びにおいて、

本当に大切なのは

「ミスがない会社」かどうかではありません。

「ごまかさない会社」かどうか。

 

そこに、長い安心を預けられるかどうかが

かかっていると思います。