社長BLOG 家づくり奮闘記

現実

以前ブログでもご紹介しましたが、4月号のチルチンびとに創建工房が紹介されました。

http://www.fudosha.com/publication/chilchinbito/cb/cb_060/cb060.html

それから、資料請求も数件あり有難い事なんですが…

雑誌販売から数日経ったある日、会社の電話が鳴りました。

スタッフ梶野が電話対応。

「社長、チルチンびとを見た方からで、相談に乗ってほしいとの事です」

「うん。了解。」

「それが奈良っておっしゃてるんです…」

「奈良?了解ですよ!」

「いや…那覇みたいです」

「那覇!」

こんなやり取りを経て電話に出ると…

・新築をして生活を始めるとシックハウスの症状が出始めた。
・職場や外出している時は症状が出ない。
・子供も奥様もシックハウスの症状が酷くなり、近頃は病院に通う事に。
・病院では根本的に治すには、引越しするしか無いと言われた。
・住宅ローンもあるのに建て替えは無理だから全部リフォームしたい。

実に切実な訴えでした。

「雑誌を見て、この工務店しかない。ここだったら助けてくれる。
そう思って藁にもすがる想いで電話したんです。助けてくれませんか?」

私は返す言葉がすぐ出てこない自分に気づきハッとしました。

那覇だと、どうしても資材の運送費や職人の出張費など、経費が莫大に掛るのは現実です。
大阪、和歌山、奈良等から仕入れている会社ですから、船や空路になります。

「お近くの工務店で素材にこだわった会社は無いのですか?」

「私なりに探したのですが…無いんです」

こういうやり取りが続き、電話で話しを聞けば聞くほど、
「助けたい。どうにかしてあげたい。」

そう思ったのは事実です。

しかし、もっと探せば沖縄でも鹿児島でも素晴らしい会社さんはきっとあります。

そんな禅問答を心の中で繰り返し…
そして理想と現実を考えたら、どうしても決断できませんでした。

「私が入っている全国の工務店ネットワークがあるので、知り合いの沖縄の工務店に相談してみます。それでも良いですか?」

「もちろん。ご紹介してくれるなら…」

そんなやり取りを経て沖縄の会社の社長さんにバトンを渡しました。

こうした事が依頼してきた方にとって最善の策だった事かは私には分かりません。

今でも「これで良かったんか?沖縄に見に行くだけでも言ってアドバイスする事は出来たんちゃうんか?」

こんな事も考えます。辛いと弱音を吐いたらダメですが…

本当に自分の身が心から引き締まった出来事でした。

そしてその方ご家族の健康問題も含めて改善される事を祈るばかりです。

改めて家族が住み、子供や家族が成長していく、「家」を提供している我々は真剣に仕事をやらなければあかんと強く思いました。


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