社長BLOG 家づくり奮闘記

住宅業界、今の流行とは。

先日、建材メーカーさんが事務所に来て少し話をしましたが、今や空前のスマートハウスブームです。建売住宅でも、太陽光発電を乗せないと売れないそうです。(笑)

しかし、ブームは必ず終わるのです。

東日本大震災から、原発問題に移行していき、節電意識が高まり…という流れは理解出来ます。もちろん、いい事だと思います。

ただ、そこに便乗して住宅業界に、太陽光発電を乗せて、電気自動車対応の差込口を作り、HEMSシステムを取り入れたら、完璧なるスマートハウスが完成するのです。(HEMSシステムとは、電気の分電盤と接続して、今どの部屋の電気が消費しているのかが、分かる装置です。所謂、消費電力の見える化です。)

今、住宅展示場に行って下さい。必ず営業されますから。(汗)

売れるからという、時代の流れに乗らないと、置いていかれると言う方もいます。

ただ、私はどうしても納得ができない。そこまで、文明の利器に頼る必要がありますか??

そんな、ややこしい方向に行かなくても、昔の日本人が作っていた建造物から得る事って沢山あるのです。

神社はなぜあれだけ軒が出ているのか?昔の家はなぜ土壁だったのか?なぜ襖や障子で仕切られた間取りだったのか?玄関にある大きな土間はなぜ必要なのか?全てに意味があるのです。

私達がお手伝いしている家は、先人の知恵や、現代の技術で作った自然界の良い物を、出来るだけ取り入れようと工夫はしています。ただ、今の建築基準法や、長期優良住宅仕様の為に、妥協している点も多々あります。

国の偉いさんが作った法律では、これからの建築業界はどこに行ってしまうのか、非常に心配です。単純なんですよね。考えが。。。

太陽光を乗せれば助成金。
HEMSを付ければ助成金。
ガスで発電する機械を付ければ助成金。
住宅エコポイントの15万ポイントで15万円分の購入を。

普及の為の処置だという方法論は、理解は出来ますが、果たしてその家は長く持つのでしょうか?機械なんて10年も経過すれば故障する可能性は大です。

そもそも、阪神大震災のあとは、こぞって耐震だの制震だの言ってた業界が、今回の原発問題からの、エネルギー問題になれば、前述の通りの流れです。

なんか違うんですよね。。。

電気を使用する事が「悪」になっていますよね。関西電力さんは営業自粛だそうです。なんでですかね?理解に苦しみます。

そもそも、建売住宅で太陽光が付いてるから購入に踏み切る人ってどうなんでしょうね?そのビルダーや不動産屋は、ずっとこれからも標準で付けるのですかね?

太陽光や他の機械や仕組みを否定しているつもりはありません。その機械は過剰じゃないですか?それって本当にあなたの家庭に必要ですか?って事です。

住宅業界の、流行だから。売れるから。インパクトがあるからと言う、端的な考えに騙されないで下さい。少し立ち止まって冷静に考えませんか?

家は流行で作るもんではありませんから。想いで作るんですよ。すごい単純な想いで作るんです。そして、自然界の恩恵を頂戴して、先人の知恵から教えを乞い、施主様と一緒に作れば…

きっと、いい家出来るんです。

創建工房BLOG TOPへ
  • 創建工房の家づくりに役立つコンセプトブック無料プレゼント!!
  • 親子体験や見学会、セミナー情報など随時開催しています。イベント・見学会

このページの先頭へ