社長BLOG 家づくり奮闘記

お客様の当たり前に一石を。

こんばんわ。事務所を移転する事となり、あんな事をしたい、こんな事をしたいと、ワクワク感が止まらない今日この頃です。約5年、この事務所で沢山の事がありましたので、引越し時には悲しい気持ちにもなるのでしょうね。。



事務所を移転すると言う事は、沢山の考え事が付きまといます。コピー機、電話、LAN、セコム、本社移転の諸続き…憂鬱になりますね。(悲)荷物もダンボール何箱分あんねん!って感じですし、前回の引越しでは自分達で荷物移動しましたが、今回の移転は日程的にタイトですので、専門業者に頼もうと思い、引越し屋さんに見積もり依頼をしました。

私は基本的に相見積もりは好きな行為ではありません。ですので、相見積もりは滅多にしません。中々の高級な買い物をする時も同様です。(例えば車とか。)だからと言って、言い値で購入するとかではありませんが。(笑)

しかし、そんな私が三社相見積もりにチャレンジをしました。

何故なのか?ですが、私は意味がある相見積もりと、意味が無い相見積もりがあると考えています。その定義、基準について私の見解を述べます。

意味がある相見積もりと、意味が無い相見積もりとは、端的に言えば、「どこで買っても同じという商品、物」と、「そこからでしか購入できない商品、物」だと私は定義づけします。

つまり、「どこで買っても同じという商品、物」とは、車で例えると分かりやすいのです。

メーカー
車種
販売時期
型式

エンジン
モーター
燃費

全部同じです。つまりスペックは全く同じなのです。ディーラーで買っても、近所の個人で経営している車屋さんで買っても全く同じ商品なのです。これを比べるとすれば、価格で比べるのは理解できます。価格でしかある意味比べられないですね。まあ、店の販売スタッフとか店の対応とか雰囲気とかでの判断基準も、もちろんあるとは思いますが。車は数百万円もしますから、1円でも安く購入したいのは当たり前です。私も同じです。

もっとみじかな事ですと、家電製品も同じです。

メーカー
容量

カラー
サイズ
販売時期
省エネ性能

だから家電量販店は、「価格はどこよりも負けません!」と言っているのですね。(笑)自分達の事を良く理解していると思います。

そもそも、同じ物を販売している量販店が「性能ならどこにも負けません!」と言っていたらおかしいでしょ?

私は性格が曲がっているのか、販売員さんが性能を一生懸命語ってくれても、性能の話だけでは購入動機にはなりません。製品説明として素直に聞きますが、その人が作ったものでもありませんし、どこで買っても同じ対価は得られますので、人や店を見ます。見ますと言ったら嫌な言い方ですが、思い返せばいつもそうなんですね。でも面倒な一面が多々ありますので、購入する事が殆どなんです。まあ、そんなもんです。(笑)同じものを隣町に行って購入しても時間がもったいないですからね。

では、「そこからでしか購入できない商品、物」とは何でしょうか?実は私が生業にしている住宅が代表的だと私は考えます。(但し注文住宅の家の価格)

家は一番高価な買い物と言われます。だからこそ消費者は慎重になります。そして、真面目な方ほど勉強します。インターネット、住宅専門誌、住宅展示場。。

そうして、男性は性能に目が行きます。構造など特に比べます。女性はキッチンなどの水廻りや間取り、収納などでしょうか?

A社、B社、C社と見積りをして、机の上に並べて比べるのです。何を比べるか?価格を比べます。。

「う~ん。A社は2800万で、B社は2400万か。。C社は3500万!とてもじゃないが手が届かんわ。A社とB社でもう少し前に進めようか。」

まあこんな感じです。

私はこの風景を考えるだけで実に不思議です。ただただ不思議。実に不思議です。

今から家を建てる人は、完成した家の形が実際に見えないんです。つまり自分の購入する物が完成していない、しかも見れない状態なんです。(建売ではないですから。)そこに数千万円も出すのです。この行為の意味分かりますか?

車は目に見えます。性能も書いています。試乗も出来ますしね。

では、家は住んでから買いますか?と言うかそんな事は一部のハウスメーカーでしかやっておりません。(最近聞かないのでこのサービスは辞めたのですかね?)

住宅は性能、仕様、使っているもの、作る人、全て違いますから。桧の柱だから?産地同じですか?樹齢同じですか?含水率は?背割れは1方、4方?それとも背割れ無しですか?強度はどうですか?試験している桧ですか?

大工さんの腕は同じですか?業者さんは同じですか?同じ人ですか?

全部違いますよ。本当にほぼ違います。しかし、その違うもので比べる方が沢山いるのです。

私には何を比べているのか不思議なのです。何を比べられるのでしょうか?

「比べないと分からないから。」では何を比べるのですか?

確かに、相見積もりをする事によって、財布とマッチする会社さんはあります。理想と現実です。欲しい物の価格が合わなかった。これは理解できます。この目的の為には見積もりを見て比べないと分かりません。但し価格を比べるという意味です。

だからと言って財布と比べる事が決して正しい事ではないのですよ。例えば、●●ハウスの●●っていう商品を同じ間取りで比べることは意味がありますよ。(同じスペック、前述の車、家電と同じ)但し、比べる方法が、大阪北支店と大阪南支店とかで比べる事となります。これは間違いですよね。

要は家では、特に「無」から「有」になる注文住宅では、フェアな比べ方って中々存在しないって事です。難しいんです。

冒頭の話に戻りますが、先日引越し屋さんが見積もりに来ました。荷物を運ぶという目的から考えると、殆ど同じと感じた業種さんですので、私は相見積もりをしました。そうしてA社、B社さんが昨日来ました。本日はC社さんが来ました。今、2社さんの見積もりがあります。

A社さん
28万円

B社さん
19.4万円

どうですか?全く同じ場所ですよ。違う事務所で見積もりしていませんから。引越し屋さんの会社の規模もほぼ同じです。2社さんともCMでもよく見かけますし大手さんの会社さんです。

価格が約3割も違うのです。運ぶ量も日程も時間も全く同じ条件です。何度も言いますが、引越し屋さんの会社の規模も同じです。

こう言った私の考えに異論を唱える方もいらっしゃるでしょう。不快な思いをした方もいるでしょう。

しかし自分が物づくりの最前線に立って、沢山のお客様と関わって感じる事ですからこの見解には私なりの根拠があるのです。
それはいい悪いという単純な判断ではありません。

「ここまでの想いがあって、そこまでのこだわりのあなた様はこんな家、こんな会社さんがいいのではないですか。」こう言った用に私には縁がある方に買い物間違いをさせない様にアドバイスする事ができます。

この人は本当に真剣で家づくりに成功して欲しいと思う方が、間違った家を買ったり建てたりする、買い物間違いが今、沢山起こっているのです。

車はとにかく経済的に、イニシャルコストだけではなくランニングコストも重視したい。月に1度は家族で車で旅行。年末年始とお盆は遠く離れた実家まで車で帰省する。子供は3人。そんなAさんが購入した車はフェラーリです。

これはある意味買い物間違いかも知れません。Aさんが買わないといけないのは燃費の良い車で、車内はゆったりした車がいいのではないでしょうかね?200キロのスピードは求めないでしょう?(笑)

私は目の前の方が間違った方向に行きそうなら、こっちの道ですよ。と言う責務があると思っています。これで相手が不快な思いをしても仕方がありません。どうせするなら、意味のある比べ方、フェアな比べ方をして欲しいと願っているからです。誰かがこう言った事を伝えていかないと、このご時勢本当に大変な事になっていくと思います。

スマホの向こうには何もないですよ。

私は取り合えず、引越し屋さんの嫌な相見積もりをさっさと終わらせて、買い物間違いをしないようにします。
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