社長BLOG 家づくり奮闘記

お金の話

今回は家創りをお考えの方が大変気になる内容、建築費用の話をしたいと思います。

 

まず建築費用とは、

 

  • 建築本体価格
  • 付帯工事

 

大きく分けてこの2つに分かれます。そして①建築本体価格も更に分類されます。

 

  • 建築本体価格

A:坪数×坪単価

B:追加構造費

C:別途オプション工事

 

補足説明ですが、Aの坪数とは、延床面積になります。延床面積とは2階建ての場合、1階の床面積と2階の床面積の合計が延床面積になります。※吹き抜け面積は建築確認申請では延床面積に含みませんが、施工面積として延床面積に含む考えなどあります。

 

そして、延床面積に会社独自の坪単価を掛けます。

 

○例

 

延床面積30坪×坪単価50万=1500万

 

この1500万が建築本体価格になります。

 

しかしこの建築本体価格の中には各会社が独自で決めているルールがあります。このルールを標準仕様と言います。この標準仕様とは、仮に各部屋に収納は1箇所、収納の大きさは畳1枚まで、キッチンはこのメーカなどの仕様や個数の話になります。

 

Bの追加構造費とは建物が四角では無く、凹凸が沢山ある家は四角い家よりコストがかかる家になります。よって、追加構造費として予算がアップします。他にも同じ床面積で部屋が2室の家と部屋が4室の家では4室の家の方がコストアップとなります。

 

最後に、Cの別途オプション工事【以下OP工事】とは標準仕様のキッチンやお風呂、トイレなどをグレードアップした場合に発生する費用です。つまり各会社で取り決めている標準仕様からコストの高いものを選定するとその分がOP工事として予算がアップするという訳です。電気コンセントを増やしたいなどもOP工事になります。

 

建築本体価格だけでもかなり会社の考え方が反映されますので、この文章だけでは詳細に伝える事が出来ませんが、検討されている建築会社さんに確認する事が重要です。

 

※より詳しく知りたい方は当社が主宰している、家づくり寺子屋で学ぶ事をお勧めします。

 

家づくり寺子屋®

 

https://sokenkobo-en.co.jp/terakoya

 

 

次に②付帯工事とは建物とは別の工事内容になります。

 

外部水道引き込み工事

ガス引き込み工事

解体工事

地盤改良工事

側溝工事

擁壁工事

外構工事

設計費用

 

このような項目になり、沢山ありますね。そして、この付帯工事の項目も各会社とも独自の考えがあるので、一概にこうだとは言えません。この辺りもより詳細に学ばれた方が良いと思います。また付帯工事は実際に建築をする土地に影響を受ける項目が多いので、土地が無い方は特に注意が必要です。

 

そうして①と②を足した合計に消費税10%を掛けた総合計が工務店などの建築会社とお客様が請負契約を締結する最終の金額になります。

 

しかしながら、この合計金額には土地代金や銀行に支払うお金、そして引っ越しや家具家電購入費などは入っておりませんので、土地が無い方は土地代金と別途諸経費を足した金額が総予算になります。土地がある方は土地代金以外のお金が足されて総予算になります。

 

この合計金額が家を建てる方から見て、購入できる価格なのか?または出来ない価格なのか?を判断していく事になりますが、そもそも家の価格と家の仕様や性能が合っているのか?の判断は重要です。安物買いの、、にならない為にも、冷静に判断をして下さい。

 

では判断をする為には判断基準を明確にする必要があります。判断基準と言っても沢山の考え方があるかとは思いますが、シンプルな方法があります。

 

家は35年ローンで購入される方が大半です。現在の日本の家の寿命は約27年と言われております。27年しか持たない物に35年のローンを支払うという現実です。

 

この事が事実なら、家は実に高い買い物であり価格と価値が見合っていないと思います。シンプルな話、最低限家とは35年住めるようでなければなりません。

 

では35年住めたとすれば価格と価値が見合った家でしょうか?

 

35年住めればでは無く、35年「快適」に住めればでは無いでしょうか。

または、35年の間に極力リフォームをしない家では無いでしょうか。

 

快適になる為にリフォームをするという考えがありますし、なので、リフォーム屋さんは世の中に沢山あります。需要と供給ですね。実際、週末には沢山のリフォームのチラシが広告として目に留まります。

 

しかし考えてみて下さい。なぜ、リフォームをする必要があるのでしょうか?

もっと言えばリフォームを将来的にしなければならない家を建てた、または購入したからリフォームをしているのでは無いでしょうか。

 

そうして、リフォームをしなければならない現実があり、実際にリフォームをすれば、リフォーム費用はいくらかかるでしょうか?

 

快適にする為には、壁紙を変えたり、水廻りセットである、キッチン、お風呂、トイレ、洗面は交換したいと思いますし、昨今の天災を経験しているからこそ、耐震性能も懸念材料かと思います。そうして、あれもこれもとなれば、実に沢山のリフォームをする箇所があります。1000万円なんてすぐにかかる工事内容になります。

 

イニシャルコストである住宅費用と【先ほどの①②の合計】住宅ローンの金利を足された合計、そして前述のリフォーム費用が足される事になります。

 

その全ての合計金額と家の価値は合っているでしょうか。

 

家とは今だけでは無く、未来を考えての投資だと私は考えます。未来を見据えて今建てる事なので、将来に渡って真剣に考えていく事が沢山あると思います。

 

本当に価値のある家とは、35年はもちろんの事、60年は構造箇所が基本的性能を有している状態、理想は100年だと考えます。そして大規模なリフォームをする必要が無い家です。光熱費も必要最低限で済む家ならランニングコストも明らかに下がります。軒を出して我が国の気候に適応した家です。

 

そのような家では、価格と価値が合っている家だと私は考えます。

 

理想論であり予算ありきだと言う考えを否定はしませんが、私はこの考え方で今までやってきましたし、家は見た目も大事ですが、耐久性、耐震性、そして身体や環境に優しい家を創る事が使命だと思っております。自分が家を建てて10年後に外壁のリフォームに200万も300万も支払う事は納得がいきません。家の中の空気が綺麗でない、化学製品に囲まれた家には私は住みたくありません。中国やロシアの床材では無く、国産にこだわり、林業の方や森や地域に還元出来る素材を使う家が良いです。また自分がされたら嫌な事を他人にする事は出来ません。シンプルな想いです。

 

今、世の中はコロナウィルスで大変な状況です。建築業界で言えば、沢山のメーカーがトイレやキッチンなどの水廻り商品や建具などの発注をストップをしている状況です。中国などの海外に依存をしている現状が露呈されたと思います。コストを考慮して海外で生産する事より国内に戻り、世界に誇る技術力がある我が国だからこそ、良い物を真剣に作る事を念頭に置き業界が原点回帰をして欲しいと願います。

 

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