まみたんセミナー

昨日は久しぶりに、まみたんセミナーでした。

 

コロナ禍の中、準備など大変でしたが無事に開催が出来ました。

 

 

私は家を建てる仕事や不動産を扱う仕事がメインですので、お客様から選ばれないと仕事になりませんし、会社の存続も出来ません。ですので、未来のお客様になるかも知れない方には宣伝や営業と呼ばれる行為をする必要があります。

 

家づくりや不動産など人生で一大イベントになる事を扱っている人間としては、一生懸命営業行為をする必要があります。

 

しかし、その営業という事をすると、どうしても過剰な言葉になる事があります。当たり前の事かも知れません。他方、何かのご縁で出会ったご家族には業界人として正直に公平中立な立場の専門家として伝えないといけないという強い思いがあります。

 

それは、ご縁ある方には家づくりでは絶対に失敗して欲しくない。という思いです。

 

現在の情報源であるweb検索やYouTube、インスタ、ピンタレストなどがありますが、まずは実際に足を運んで体感する、感じるという事よりは自分のペースで情報を仕入れて自分の頭で考え、行動を起こす方が大変多いです。もちろんその事は当たり前の流れです。しかし注意点があります。それは自分の判断基準が明確にないのに無意識に沢山の情報を入れすぎて正解が分からずに立ち止まってしまう方や、情報の多さに面倒になり結局は選択が楽な建売を買ってしまう方、または情報を入れすぎて専門家のような言動が多くなる方です。

 

つい先日、初回面談で奥様から「あなたの会社は許容応力度計算をしていますか？」と聞かれました。3秒はフリーズしましたね。笑

 

ＵＡ値、Ｃ値、Ｑ値、計画換気は1種？3種？断熱材の考えは？

 

沢山の知識を学んでおられるのでしょう。こういった方は真面目で真っすぐな方なのでしょう。頭が下がる思いでした。

 

しかし、本当の意味も分からずYouTubeで好き放題言っている方の情報を鵜呑みしている面もあるのです。誤解を恐れずに言いますがYouTubeで情報を出している業者は大抵最後のオチがあります。○○工法や○○換気計画がお勧めです、、断熱はこれが良いです。ひどい時は自分の会社の工法や仕様以外はダメな家です！と言っている動画も見受けられます。あとは紹介ビジネスに繋がるパターンですね。紹介ビジネスを否定はしませんが、正直に言った方が良いのです。私が紹介をすると紹介した会社から紹介料を頂きますと。そこに蓋をして本質的な事を言って魚を釣る的な動画を見ていると、これは誤解を招くな、、と感じるのです。こういった情報が失敗をする方を沢山出しているのでは？とさえ思ってしまうのです。

 

シンプルな事を複雑化するとややこしいので、シンプルな事に戻すと、判断基準をまずは持てるように自分の物差しを持って頂きたいのです。

 

自分の物差しを持てるとどうなるのでしょうか？夜遅くにYouTubeを見なくても、総合展示場に言ってA社はこう言ってた、B社はA社の文句を言っていた、C社に行けばB社の工法を否定していた、D社に行けば、、みたいな事からは解放されるのです。

 

判断基準を明確に出来る物差しを持っていると、物差しから外れる会社には行かなくても良いのです。迷惑な営業をされる事もありませんし、断りを入れる事も減ります。

 

そのような思いから、判断基準をまずは持ちましょうと伝える事を目的に、まみたんセミナーを開催しました。

 

本当にどこで家づくりをしても良いですし、どんな家でも良いのです。

1億の家でも1000万の家でも何でも良いのです。

 

これは聞いていなかった

知らなかった

誰も言ってくれなかった

こんな事になるなんて

 

こういった後悔がずっと先にも無いのなら良いだけなのです。

 

綺麗ごと言うなと突っ込みを入れられそうですが、何を言われようが思われようが、ご縁ある方には家づくりで失敗させたくないのです。

 

実にシンプルな思いなのです。