創建工房 コラム

地下室付き注文住宅を作る!

注文住宅を建てるとき、地下室の設置を検討する人が増えてきています。ここでは、地下室付き注文住宅を建てるときに知っておきたい基礎知識をご紹介します。地下室の定義や坪単価をはじめ、地形に応じた設置法や耐震性などについて幅広くまとめたので、家づくりの参考にしてみてください。

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地下室の定義と坪単価


地下室は、底面から天井までの高さのうち3分の1以上が地盤よりも下にあり、天井の高さが地盤面の1メートル以下に収まるものを指しています。地下室としての条件を満たすものは、床面積合計の3分の1を限度として延べ床面積には算入されません。

また、衛生環境を確保するために、ドライエリアを設けたり、上部を開放したりするとともに、換気や防水・調湿機能を備えていれば、地下室を居室として利用することも認められます。

コストについては、地下室のない注文住宅と比べると余分に見積もる必要があります。具体的には掘削残土の処分費用や掘削した部分への土砂の流入を防ぐ工事費用、また、地下水位や地盤に関する調査費用、ドライエリアや防水設備設置費用などがあげられます。坪単価では150万円程度が目安といえるでしょう。


狭小地・傾斜地に地下室


狭小地や傾斜地など特殊な事情を抱える土地では、地下室を設置するメリットが大きくなります。例えば狭小地の場合、住宅の床面積も狭くなりがちなため、地下室床面積のうち3分の1が延べ床面積に算入されないことは魅力的です。地下室を設けることで、1階部分の高さがおのずと上がりますから、日当たりにも良い影響があるといえるでしょう。

工法については隣地との隙間が狭くても施工可能なものがあるので、周辺の環境に合った工法を選ぶのがおすすめです。また、傾斜地に関しては、地形を上手に活用すれば、ドライエリアのような開口部が設置しやすくなります。傾斜に合わせてドライエリアを設けることで、風通しを確保することができますし、室内が明るい印象に仕上がります。

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建物の耐震性を高める地下室


地下室には建物の耐震性を高めるメリットもあります。地下室を作るときには地面を掘り下げるため、必然的に基礎が深くなり、深基礎の状態となります。耐震面で地震が発生したときには、地下室自体が住宅の基礎として働くので、地下室のない住宅と比べると振動や衝撃を効率よく吸収してくれます。地下室の周りを地盤がとり囲んでいるため、地盤と一体化して住宅が守られるのも魅力です。

地下室は、遮音性や断熱機能も優れています。そのため、楽器演奏や音楽鑑賞をしたり、食料を保管したりと幅広い用途に対応できます。周囲に気兼ねせず趣味を楽しむスペースにすることができますし、災害時の備えとして食料や防災グッズなどをまとめて置いておくのもよいかもしれません。
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