創建工房 コラム

注文住宅

木の家 木造

木の家・木造注文住宅のメリット・デメリット

木の家がいいと考えて木造の注文住宅を検討するときに、間取りや内装のデザイン、外壁の色や素材を決めるのは大切なことです。また、木造住宅ならではのメリットやデメリットも気になるのではないでしょうか。くわしくみていきましょう。

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木の家・木造注文住宅のメリット


木の家は高い吸湿性が期待できます。木材は周囲の空気が乾燥してくると木の中で蓄積されている水分を放出し、湿気が多くなってくると空気に含まれる余分な水分を吸収してくれる働きをするのです。そのため、冬の時期には結露を予防する効果が期待できますし、湿気の多い時期にはカビが発生するのを防いでくれるでしょう。木の家は木材がもつ自然の力で、住む人が一年を通して快適に過ごせるような配慮がされているのがメリットです。

また、木の家の注文住宅にすると、将来間取り変更やリフォームをしたいときに柔軟に対応できることもメリットといえます。将来家族が増えたり、減ったりしたときに比較的自由に空間の変更が可能であり、増築も検討できるでしょう。木の家は基礎や土台の上に柱と梁を設置し屋根を支えている構造です。これらが相互にバランスをとり強度を保っています。建築時にこの構造がしっかりできていると、壁などを移動させたり、取り外したりすることが自由にできるのです。

さらに、木の家は木材がもつ香りでリラックス効果が期待できます。木の香りは精神的にも落ち着いたり、疲労回復にも役立ったりするのです。このように、注文住宅で木材を使った家を検討するメリットはたくさんあります。


木の家・木造注文住宅のデメリット


木の家のデメリットのひとつに耐久性の低さが挙げられます。特にホワイトウッド集成材(欧州のトウヒ・モミ等の総称)はシロアリなどの食害に弱いのですが、適切な防蟻処理を行ったり、ヒバや桧のような防蟻性の強い樹種を選ぶことで耐久性も大きくなります。注文住宅は新築時から間取りを計画できるので、耐久性に配慮した設計にしたり、長期修繕計画をしっかりたてておいたりすることで長く快適に住むことがきるでしょう。

また、木の家は火災にも弱いです。火災と一言でいっても、隣家からのもらい火と、屋内で起こる火災があります。現在の住宅ではもらい火から家を守る対策として、防火構造の外壁や軒天、不燃の屋根材などを使用することが義務づけられています。屋内での火災対策としてはファイヤーストップ構造や、壁や天井裏に入れる断熱材も、不燃性や難燃性のものを用いることが大切です。木造住宅に限らず、どのような住宅でも火災対策が必要なことに変わりはありません。心配でしたらどのような火災対策がなされているかを実際に住宅会社の人に尋ねてみましょう。

耐震性が気になるという人もいるでしょう。日本は地震が多いため、木造住宅の耐震性は常に研究されており、建築基準法を何度も改正しています。特に、昭和56年度から施行された新耐震基準は床面積にたいして耐震壁の量を明確にすることで、木造住宅の耐震強度がさらに増しています。しかし、新耐震基準に適合していたとしても、木造住宅は想定を超えた大規模な地震では倒壊することもあります。耐震性を高めるためには、地盤調査をしっかり行い必要に応じて地盤を補強しましょう。また、定期的に建物の耐震診断を行い、耐震性を保つためのメンテナンスを行うことも大切です。

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木の家を建てる時の木遣い


木の家に使う木材は主に無垢材と集成材があります。集成材は板を接着剤で貼り合わせたものです。木材を乾燥させる手間が省け、サイズが統一されているので、施工時は手間がかかりません。ただ、接着剤は湿気に弱いため時間の経過とともにはがれてしまう可能性があり、耐久性にやや不安があります。一方、無垢材は天然の木材を使います。そのため、一定の期間乾燥させる必要があります。無垢材は強度に優れているのが特徴です。

木の家で注文住宅を検討するときは、使用する木材を慎重に選ぶことが大切です。天然の無垢材を使用し、それぞれの木の特性や個性を理解して正しい場所に適切な木材を使うことで本物の木の家ができます。こうした木を正しく使うことを木遣いといい、住まいをつくるうえでの基本です。注文住宅を依頼する際は、正しく木を理解した「木遣い」ができる職人に任せるとよいでしょう。
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