創建工房 スタッフBLOG

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木材のご紹介 ※クリ編

こんにちは、北川です。

日本の木材をご紹介するシリーズ。
(勝手にシリーズ化しています。。。)
今回は、甘~くてほくほくの実がおいしい「クリ」の木についてご紹介します。
※食用だけではありません!!木材としても多岐に使用されています。

クリは食料としてはもちろん、木材も古くから建築やさまざまな用途に使われてきました。

耐久性の高さが特徴です。

日本において、クリの木材を使って建てられた建物は、最も古いものでは縄文時代の遺跡から出土しています。

ではなぜ、縄文時代の建築にはクリの木材が使われたのでしょうか?

クリの木材は腐りにくく丈夫なことから、当時の人たちはそのことを知って
建築にもクリを使ったのではないかと推測されています。

また、その特性を活かして、鉄道の枕木にも使われていたそうです。

「タンニン」という苦味成分を含んだアクがあるクリの木材は、
虫や菌を寄せ付けず、雨水がかかるような過酷な環境でも腐りにくいのです。
そのため、昔は湿気やシロアリの発生しやすい住宅の「土台」部分によく使われていたそうです。
また、腐食が強いことから、古民家では水回りにクリの柱が使われていることもあるそうです。

クリの木材は、家の土台は目に触れることがなく、エクステリアにすると
真っ黒に変色するので、あまり目立たない存在ですが、内装材として使うと
その特徴や風合いを楽しむことができます。

外国産のクリは「チェストナット」と呼ばれ、家具や内装材として重宝されています。

クリ材はやや灰色がかった落ち着きのある色ですが、ほんのり黄色を感じる色味で、
マロン色と呼んでもよさそうです。

環孔材という種類のため、年輪ははっきり見えます。

ほどよい硬さで加工はしやすく、狂いも少ないので、木工や家具にも喜ばれる木材です。

重厚感がある見た目ですが、ナラほどは硬さや重さがありません。

国内では、建材にできるほどの大きなクリの木は少なくなっていますが、
広葉樹の生産がさかんな東北地方では、今でも原木市場でクリの丸太を見ることができます。

また、フローリングメーカーで国産クリをラインナップしているところもあります。
(当社でも使用しています!)

洋風の空間にもよく合うクリは、内装材の選択肢の一つに入れておきたい木材です。

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