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2025年03月10日 社長ブログ 社長コラム
正しい知識:土地代金と総予算の関係編
土地を探す方は、
- 希望エリア
- 価格
- 面積
この3つを軸に探されます。
この時点で、総予算という一番大事な事を
あまり考えずに探される方もいれば、
自分たちなりの土地価格を決めてから、
土地を探される方に分かれますが、
どちらににせよ、総予算に問題があります。
前者の方の問題点
→総予算を決めずに土地探しをする
端的にいえば予算オーバーします。
土地を探し、希望エリアで広さもある土地を見た際に、
「これいいな」となります。
しかしそのような土地はかなり高額な土地価格となる事が多いです。
後者の方の問題点
→自分たちなりの土地価格を決めてから土地を探している
自分たちなりの土地価格の根拠が不明な方が多いです。
ざっくり、建物っていくらぐらいで、なんとなく総予算は
これぐらいで考えているから土地代金はこのぐらいで、、、
こんな感じで探されています。
上記2つのパターンが多いのですが、
そもそも諸費用が入っていません。
諸費用は200万~400万程度、必ずかかります。
諸費用は各ご家庭で変動する性質を持っていますので、
総予算に予め諸経費を計上する事は難しいです。
そもそもなんですが、土地から探すとしても、
土地代はどのようにして決まっているのかを
まずは知って下さい。
シンプルな話です。
・良い土地は高い
・問題ある土地は安い
という事です。
これは本当にそうなのです。
誰が見ても良い土地というのは、
駅から近い
平坦
日当たりが良い
成形地(土地の間口が7m以上)
水道引き込みあり(公設管)
下水引き込みあり(公設管)
前面道路は公道
前面道路の幅員は4m以上
側溝あり
こんなイメージです。
問題がある土地というのは、
駅から遠い
高低差あり
日が入らない
変形地
水道引き込みあり(私設管)若しくは水道なし
下水引き込みあり(私設管) 若しくは下水なし
前面道路は私道
前面道路の幅員は4m未満
旗竿地
側溝なし
このような土地は問題がある土地となり、
価格は相場より安くなります。
このように土地は非常に正直ですが、
総予算を明確にせずに、先に土地から探す事になるので、
誰が見ても良い土地を見た方は、
土地を気に入る事になるので、
結果、そのまま進めると総予算がオーバーするのです。
あとは、土地の状態により総予算に影響を及ぼします。
中古住宅付きを購入すると解体費用が発生します。
理想は更地ですが、更地のみ狙って探すのは困難です。
このように土地は総予算に影響を及ぼす事と、
そもそも総予算を決めてから土地を探さないと、
どうしても土地代金が高い物件を購入する事になりますので、
注意が必要なのです。
この情報がお役に立てれば幸いです。