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2025年09月02日 社長ブログ 社長コラム
Don’t Think. Feel:友達はいらない?

このシリーズでは、
理屈ではなく 「心で感じることこそが真実である」
という視点から、日々の気づきや考えを綴っていきます。
第2回は、前号と同じく、
「刀」CEO・森岡毅さんの言葉から。
森岡毅さんが、高校生の質問(悩み)に答えるという
企画がありました。
以前から森岡さんが好きで、
本や動画などで学ばさせて頂いております。
今回の内容は非常に共感したので
記事を残したいと思います。
生徒会長になった高校生が、
「知り合いは沢山できるが腹を割って話せる友達は少ない。
友達はいっぱいいた方が良いのですか?」という悩みでした。
この子はN高等学校なので生徒数は3万人以上です、、笑
ここで森岡さんが、こう答えました。
「友達の定義は、利害関係を持たない気の合う相手です。
これは少しならいた方が幸せです。ただ、、いなくてもよい。」
中略
「友達とは人生を旅できないからです。結局は。
利害関係がないということは、
目的を共有できないということなんですよ。
自分の人生でやりたいこと、
やらなきゃいけないことができたとき、
友達にもそれができていくわけです。
友達と自分の目的が違う。
目的が違うから利害関係がないわけです。」
中略
「友達以上に頼れる存在、必要なのは、、「仲間です。」
仲間と友達は違うと僕は思っています。
仲間は目的を共有している人です。
そこで感じる孤独感や疎外感を飲み込みつつ、
今自分のやりたい事、やるべき事に一生懸命になって、
自分の目的を追求する人生を歩んでいくと、
同じ目的を追いかけてくれる仲間が見えてきます。
その人達と一緒に目的という獲物を追いかければいい。
一度同じ目的を追いかけた仲間との間に信頼関係ができたら、
目的を達成したあと、その仲間が友達になってくれます。」
以上です。
これは響きましたね、、
心を射抜かれました。
これは本当にそうですよね。
友達は確かに会うと面白いですし、
また会いたくもなります。
しかし、改めて考えてみると
利害関係は一切ありません。
だから損得もないし、同じ目標、目的もない。
だからバカ話も出来るし楽しい。
しかし、利害関係が無く、
同じ目的も目標もないので、
結局はずっと一緒ではない。
友人からの仕事の愚痴も、
なんか聞けたりする。
これは利害関係がなかったからこその
結果だったんですね。
これは、友達なんていらない、
友達は不必要という事ではなく、
いなくても良いよという事ですね。
私もこの年齢になってようやく
その意味が分かります。
若い時は友達大好き人間だったので、、笑
そして友達も沢山いましたが
人生を一緒に旅している友達は
1人もおりません。
今では、友達ではなく
「仲間」が沢山いた方が良い。
仲間は利害関係があるから、
目標、目的が同じとなり
「夢の共有」ができる。
だから自分が達成したい事は
一緒に進んでいく事も出来るし、
助け合いも出来る。
それが仲間なんだという事なのです。
そう思えば、
自分には会社の仲間がいると思いますし、
仲間と同じ目的を共有して
仲間と一緒にその風景を見たいものです。
その為には、
よりカラーで鮮明な目的を共有します。
そうして、
仲間との絆を深めたいと思いました。
あなたは、どう感じましたか?
難しいことは、できるだけシンプルに。
今回もやっぱり、行き着くのはこの言葉です。
Don’t Think. Feel
考えるな、感じろ。