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2025年09月27日 社長ブログ
“安心”は建物ではなく、人から生まれる

家づくりにおいて
「安心」という言葉はよく使われます。
耐震性能が高いから安心
断熱性能が良いから安心
会社規模が大きいから安心
施工実績が沢山あるから安心
確かにそれらは大切な要素です。
しかし私は、本当の安心は
“建物そのもの”からではなく、
“人から”生まれると考えています。
なぜなら、
どれだけ性能の良い家でも、
会社が大きくても、施工実績が沢山あっても、
肝心な施工が不十分なら意味がありません。
図面通りに見えても、
現場での誠実さが欠けていれば、
家は必ず不具合を起こします。
逆に、多少の予算の制約があっても、
誠実に施工し、
責任を持って引き渡した家には
安心が宿ります。
お客様が感じる安心感も同じです。
「この人なら任せられる」
「何かあっても正直に伝えてくれる」
そう思える担当者や会社と出会えたとき、
初めて本当に安心できる
家づくりが始まります。
つまり安心は、
建物が生むのではなく、
人の姿勢が生むのです。
私は社員に常に伝えています。
「お客様は、家よりも人を見ている」と。
誠実に説明をする、
約束を守る、
嘘をつかない、
細部まで丁寧に施工をする。
その積み重ねこそが、
お客様の心に安心を残します。
安心は、数字では測れません。
しかし、誠実に向き合い続けることで
必ず形になります。
「この人に任せて良かった」という想いこそ、
家づくりで最も大切にすべき成果です。
だから私は、建物以上に人を磨き続けたい。
安心を生み出すのは、やはり“人”だからです。