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2025年10月01日 社長ブログ
相手の立場に立つ

時代が変わり、
今では働き方改革が当たり前の時代となりました。
年間休日は100日程度なら少ないと判断される
有給休暇は必ず5日以上消化する
1日8時間労働
1週間で40時間以内の労働
会社に行かなくても自宅で仕事OK
会社により副業OKです
男性の育児休暇は当たり前
退職の際には退職代行サービスに依頼をする
転職が簡単に出来る世の中の仕組みがある
すぐにブラック企業と言う
こんな感じです。
最低賃金も上がり続けていますね。
物価も上がっているので、
政府は最低賃金をアップする事に
躍起になっていますが、
働き方改革が定着した
現在の状況を軸に考えて、
「賃金もアップしなさい!」という要望は面白いです。
このような状況で
日本の国力が上がっていくのか?
今から働いていく
世代の将来はどうなるのか?
これは見ものです。
とにもかくにも、
非常に面白い世の中だなあと感じています。
そして非常に怖い世の中だとも感じています。
いま世の中の会社では、
こんな事がよく起こっています。
上司:「Aさんこのタスクまだやってないよね?明日までにやらんと、、」
部下:「すみません、休みなので無理です」
上司:「休みやったね。分かった、自分がやっておくわ、、、」
上司:「Bさん、このタスクまだやってないよ」
部下:「定時なので帰ります」
上司:「分かった、自分がやっておくわ、、、」
この部下は自分がやるべき事をやらずに、
自分が休みなので休むし、定時なので帰ります。
それは間違っていませんし、
それも何も問題はありません。
しかし、上司に仕事をさせても、
賃金は上がっていき、
自分が主張する休日などは
通したという結果になります。
仕事の職種や内容にもよりますが、
私どはお客様の一生に一回の
家づくりを託されています。
家づくりには沢山のストーリーがあり、
沢山の事が起こります。
いい事も悪い事も含め、
本当に沢山の事が起こるのです。
そのような業種なので、
私は家づくりに関わる人材には、
”覚悟”を持って欲しい。
その覚悟は決して、遅くまで仕事をしたり、
休日返上をする事ではなく、
もっと大きな視点で考えた”覚悟”です。
今では病院で務める医師でも、
働き方改革が浸透しているそうですが、
自分が医師として、
救急で運ばれてきた患者を目の前にして、
「定時なんで帰ります」と言うのでしょうか?
綺麗ごとかも知れません。
理想論から知れません。
時代錯誤かも知れません。
しかしそれでも、私は覚悟を持って、
家づくりの仕事をして欲しいと思います。
私の会社には、
使命感
理念
行動指針
があります。
この行動指針の1つには、
「相手の立場に立つ」があるのですが、
補足として、このように書いてあります。
自分がされて嬉しいことは積極的に相手にもすること。
自分がされたら嫌なことは相手にはしないこと。
仕事は一人では成り立たない。
“チーム縁創建工房” の全員がいてこそ成り立つものである。
ご来場いただくお客様、
現場で工事をしていただく業者様、
一緒に仕事をする仲間が見ていること、
聞いていること、感じていること、常に想像力を働かせて考え、
相手の立場に立って行動することが大切である。
この言葉を今一度考えて欲しいと思います。