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2025年07月13日 社長ブログ

合わないお客様と出会ったときどうするか?

 

家づくりをしていると、

当然いろんなお客様と出会います。

価値観も、考え方も、判断基準も、

本当に人それぞれです。

 

こちらがどれだけ丁寧に説明しても、

「いや、そうじゃなくて」と返ってきたり。

 

家づくりに失敗しないように、

プロの知識をお伝えしても、

「そんな事知っています」とまったく

耳を傾けてもらえなかったり。

 

そんな時、

私はふと自分に問いかけます。

 

「このご縁は、本当にお互いのためになるのか?」

 

家づくりという仕事は、

数千万円というお金の話以上に、

人と人との”信頼関係”で成り立っています。

 

だからこそ、こちらも本気でなければいけないし、

相手も本気でなければ、いい家はつくれません。

 

「合わない」ということ自体は、

悪いことではありません。

でも、合わないまま無理に進めることは、

もっと良くない。

 

私はこれまでに何度か、

「うちは、やめておきましょうか」

と、自分からお伝えしたことがあります。

 

正直、勇気のいる判断です。

 

でも、その一言があったからこそ、

お互いに無理をせずに済んだ。

結果として、もっと良い出会いやご縁につながった。

 

逆に「相性が悪いな、、」と感じているのに、

進めた場合、やっぱりトラブルが起きたりと、

そんな経験も、実際にありました。

 

この考え方は、

協力業者さんとの関係にも通じます。

たとえば、

・手を抜く

・お客様の立場で考えない

・単価を上げることばかり主張する

・文句が多く、建設的でない

・出来ない理由ばかりを主張する

 

こうした業者さんに対しても、

私は同じスタンスです。

 

「その条件が通る会社さんと、

お付き合いされた方がいいと思います」

そう、こちらからお伝えすることもあります。

 

工務店として本当に大切なのは、

「誰とでも仕事をすること」ではなく、

「一緒に家づくりを真剣にできる相手と出会うこと」。

 

そしてできるなら、

「家づくりを一緒に楽しめる関係」であること。

 

だから私は、無理に合わせようとはしません。

 

こちらの想いや考え方をきちんと伝えたうえで、

「共感してもらえるかどうか」に、

しっかりと時間を使いたい。

 

合わないのはただの「相性」の問題です。

 

無理に寄せ合うよりも、

素直に伝え合うことのほうが、

きっと、誰にとっても幸せな結果につながる。

 

私はそう信じています。