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2025年07月23日 社長ブログ
“育てる”より“育つ環境”をつくる
「どうやったら部下が育つのか?」
これは多くのリーダーが抱える永遠の課題かもしれません。
私自身もずっと悩み続けてきたテーマの一つです。
しかし、
ようやく一つの答えにたどり着いた気がしています。
それは、
人は“育てられる”のではなく、
“自分で育つ”ということ。
どれだけ良かれと思って教えても、
本人の中でスイッチが入っていなければ意味がない。
逆に、指導らしい指導をしなくても、
環境次第で人は勝手に伸びていく。
そう感じます。
では、リーダーにできることは何か?
それは「育てようとすること」ではなく、
「自然に育ってしまう環境」を整えることだと思うのです。
そういう“土壌”があれば、人は自然と育ちます。
もちろん、ある程度の基準や方向性は
伝える必要はあります。
でも、細かく口を出すよりも
「信じて任せる」。
結果が出なくても
「見ているよ」と伝える。
そうした積み重ねの中で、
「誰かに育てられた」のではなく、
「自分の力で成長できた」と感じられる経験が、
その人の自信になっていく。
だから私は、育てることに必死になるよりも、
“育つ環境”をどう整えるかに力を注ぎたいと思います。
世の中には沢山の職業がありますが、
家づくりをするという我々の仕事は
”育つ環境”の全てが入っている仕事だと感じます。
その分、責任やタスクが多い仕事ですが、
実際に日々少しずつ育っている子を見ていると、
私はやはり”唯一無二”の仕事だと感じるのです。