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2025年10月25日 社長ブログ

“理念”は壁に掲げるものではなく、現場で試されるもの

 

多くの会社には

「理念」や「使命」があります。

 

オフィスの壁に額縁で

掲げられていたり、

パンフレットに立派な言葉で

記されていたりします。

 

もちろんそれ自体は大切なことです。

しかし、

理念はただ単に”飾る”ものではなく、

日々の現場で試されるものだ、と思います。

 

家づくりの現場では、

予定通りにいかないことが必ず起こります。

 

図面にない調整が必要になることもあれば、

天候で工事が遅れることもある。

 

そんなときにこそ、

理念が問われるのです。

 

「地元に本物の木の家を建てる」

「ご縁のある方には家づくりで失敗させない」

 

その言葉が本物であるかどうかは、

困難な状況に直面した

瞬間の判断で明らかになります。

 

社員や職人にとっても同じです。

 

理念が単なるスローガンなら、

忙しさに追われれば、

簡単に後回しになります。

 

しかし、理念が腹に落ちていれば、

「今どうするのが一番誠実か」と自ら考え、

行動に移せる。

 

その積み重ねこそが、

お客様の信頼につながり、

会社の未来を形づくります。

 

私はよく「理念は現場で磨かれる」

と社員に伝えます。

 

掲げた言葉は、

行動によってしか価値を持ちません。

小さな対応のひとつ、

報告の仕方ひとつが、

理念を生かすか殺すかを決めます。

 

だからこそ、会社にとって大切なのは

「立派な理念を掲げること」ではなく、

「理念を行動で示し続けること」です。

 

壁に掲げた瞬間から、

その言葉は試され続けます。

 

その試練に誠実に応えられる会社だけが、

長く社会に必要とされるのだと思います。

 

“理念”は壁に掲げるものではなく、

現場で試されるもの。

 

これからも私は、

その覚悟を胸に、

家づくりと経営に向き合い続けたいと思います。