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2025年11月06日 社長ブログ

長く住める家に、共通していること

 

「長く住める家にしたい」

そう願う人は多いですが、

では実際に“長く住まわれている家”には、

どんな共通点があるのでしょうか。

 

それは、

派手な仕様や流行の

デザインではありません。

私たちがこれまで見てきた家に

共通しているのは、

「余白」と「素直さ」です。

 

“余白”とは、

変化に対応できること。

ライフスタイルが変わっても、

暮らし方を柔軟に変えられるような、

間取りや構造にゆとりがある家。

 

たとえば、

将来仕切れるようにした子ども部屋や、

可変性を持たせた収納、

通風や採光の余地を残した

窓配置など。

 

“素直さ”とは、

自然の力を上手に活かしていること。

 

断熱性能を高めながらも、

風を通しやすく、

日差しを遮る軒があり、

素材が呼吸できるようなつくり。

 

つまり、

「決めすぎない設計」が結果として

長持ちにつながっているのです。

 

逆に、長持ちしない家の多くは、

最初から“ゴールを固定”してしまっています。

いまの自分たちにだけに、

ピッタリ合わせた間取りや、

メンテナンス性を無視したデザイン、

施工者しか分からない複雑な構造。

 

時間が経つほど手を加えにくくなり、

使いにくさがストレスになって、

やがて住まい手が離れていく。

 

家の寿命とは、

「建物の寿命」だけでなく、

「暮らし続けられるかどうか」

という意味での

“実用的寿命”でもあるのです。

 

だからこそ、私たちは

「変化を許す設計」を大切にしています。

 

家族構成も、趣味も、働き方も、

時代と共にどんどん変わっていく

今だからこそ、

“融通が利く家”の

価値が高まっていると感じます。

 

長く住める家に共通しているのは、

「つくり込むこと」ではなく、

「つくり過ぎないこと」。

 

その“余白”が、

住む人の未来を受け止め、

家の寿命を自然と

延ばしてくれるのです。