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2022年06月06日 社長ブログ
そんな事をふと思った次第です。
他人と過去は変えられない。しかし自分と未来は変えられる。
そんな言葉があります。私も過去を変えたい事があります。しかし変えられません。
自分は変えられるから自分と向きあい変わっていった事も沢山あると思います。
だから少し未来が変わったと思います。
人生の途中ですが、今の年齢になってくると、ふとそんな事を考える時があります。
私の会社は14人所帯ですが、まだ成長途中の会社ですので、人も増えています。
※来年にも新卒が数名入社する予定です。
会社には「導入期」「成長期」「成熟期」「衰退期」がありますが、
今は成熟もしていないので成長期だと思っております。
いつ成熟するのか今は分かりませんが成長期には沢山の事がおこります。
問題の多く、いや全部と言っていいほど原因は人なのです。
これは、その人は良い悪いでは無く原因は人なのです。
会社の仲間も人、お客様も人、業者さんも人
人が沢山関わりますので、人が起因する問題が起こるのです。
しかし、前述の、他人と過去は変えられないので自分が変わるしか無いのです。
そうすれば未来はきっと変わる。
とは言え、所詮は自分ですので、自分の常識や当たり前という価値観や「常識」を振りかざし他人と対峙する訳です。
そうして価値観の相違があり振り出しに戻ると言う、、禅問答のような事になります。
そもそも自分の常識は相手の非常識かも知れません。
私どもの仕事はお客様が当社を選んで頂かないと何も始まりませんので、お客様がもちろん大事です。
一生に一回であるかも知れない家づくりを託す施主様の気持ちに向き合う事は言葉で言うことは簡単ですが、
長期にわたる家づくりでは本当に大変な事なのです。
施主様も一生に一回の一大イベントであり、作り手も細部に渡る打合せなど実に大変なのです。
作る必要があり、責任も取らないといけない仕事なのですから。
絶対に手を抜かずに常に全力の気持ちで向き合わないと何かしらの問題が起こります。
全力で向き合っているつもりでも問題が起こるので、改めて家づくりの仕事は大変な仕事だと思います。
パッと売って終わり、、では無いですから。
問題が起こった際には徹底して問題を抽出します。その行為も大変疲れますが、
相手に向かって真剣に聞くのです。そこで時には声を荒げる事もありますし叱る事もあります。
また自分自身で反省する事も多々あります。
しかし、他人は変えられないので、いくら言っても自分が納得する反応が無かったりします。
相手の立場に立つとそれでも一生懸命答えているつもりかも知れませんし、
反省も沢山しているかも知れません。しかし、しかし、、、やはり人【他人】が判断するので
「その態度や言動では伝わらんのんちゃうの?」と言いたくなり、
だんだんテンションが上がっていく訳です。
このメカニズムを現代ではパワハラというかも知れませんが、
そうなら仕方ないな、とも思う自分もいます。
正当化しようとしている訳では無く、相手の捉え方ですのでそうなら仕方がないと思うのです。
お客様でもここまでやる事は行ったが縁が無かったのなら後悔はありません。
私どもにも選ぶ権利はあるのです。
所詮は仕事。
仕事に人生を費やす事なんてダサい事かも知れませんが、
私は今の仕事を仕事と思っていません。仕事というよりは使命でしょうか。
かっこいい事を言いたい訳ではありませんが、そうなので仕方がありません。
縁創建工房がお客様、業者さん、地域、業界の役に立つ事が出来ているのなら、
こんなに幸せな事なんてありません。
こんな人間が代表ですので社員は可哀そうかもなのですが、
自分が望んでいる事は志が高い社員を育てる事です。
「そこまで考えてやったんか。そこまで向き合ったんか。やる事やってんな。素晴らしい!」
そう言いたいのです。
そして今の若い子たちに後輩が沢山出来て、熱く向き合っている風景を少し離れた場所から見たいのです。
「今の立場になって、昔言われた意味が分かりました」
この言葉を聞いたら、おつまみ無しでお酒が沢山飲めるのです。