家づくりQ&A「家づくり目安箱」
Q.トラブルを防ぐために気をつけることがあれば、教えてください。
A.任せるだけでなく、積極的に「確認」を!
家をつくる過程では決めることが本当にたくさんあります。
ですから、一番多いトラブルは「言った」「言っていない」問題。
どんなことでもそうですが、お互いの誤解や思い込みはトラブルのもとです。
そんなトラブルの芽を摘むためにも打ち合わせ時にはメモを残しておくことをオススメします。
(ちなみに創建工房では、打ち合わせ内容を読み上げて文字に起こして残しています。)
最近はAIが文字起こしをしてくれる便利なアプリなどもあるので、スマホで録音→アプリで文字起こし といった活用方法も便利だと思いますよ。
また、多くの人が関わるためどこかでミスが発生する可能性はゼロではありません。
例えば発注側の施主も間違っていない、建築会社も間違っていない、でも受注側の資材メーカーが間違っていたということも・・・。
日々進む現場においてひとつのミスで進捗が遅れたり、やり直しが発生しますます工期が伸びたりということがあればイライラしたり、悲しくなったり、良いことはありませんよね。
もちろん建築会社もプロですから間違いがあって良いわけではありません。
しかし人間同士。お互いミスが「絶対にない」とは言い切れないものです。
ですから「やってくれているだろう」という想いは少し横に置いてぜひご自身でもチェックしてください!
例えば現場見学に行ってみると頼んでいたはずの壁紙と違う! 床の色が違う! ということがあるかもしれません。
すべて建ってしまったあとに気づいてもどうにもならないかもしれませんが、施工途中であれば指摘しやり直すことが可能です。
ただし床の塗料が塗りたてだったりするなど、現場の状況によっては現場に入ることができないということもありますので、必ず施工業者に事前に連絡を入れるなどに注意したうえで、積極的に現場に行ってみたり気になることがあれば何度でも聞いてみたり確認してみたりしてください。
それがトラブルを未然に防ぎ、後悔のない家づくりを叶える秘訣です。
もっと聞きたい、勉強したい方は 「家づくり寺子屋」