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2009年11月20日 社長ブログ
アイアンウッド
滋賀県のマキノ町という自然に恵まれた所でウッドデッキの工事です。
大阪から車で約3時間です。
リフォームのOB様からの依頼でした。10年前には新しかったデッキ材も数年前から床の補修や手摺りの補修などで修理費が毎年かかり、ご相談を受けました。
打合せ期間を経て提案したのはWRC(ウエスタンレッドシダー)とウリン材の2種類です。
他にも外で使用する木は沢山ありますが、コスト面やメンテナンス面も含めて両極端の2種類に絞ってみました。WRCは有名な木ですね。値段も結構お手ごろですし木自体が柔らかいので大工さんも加工しやすいです。
ウリンは別名アイアンウッド(鉄の木)と言われるほど硬い木です。
耐久年数は30年程度です。WRCは10年程度と言われています。
(もちろん使用する環境やメンテナンスにより大きく異なりますが…)
いざ古いデッキ材を大工さんが解体していくと…
あっという間に解体が終了しました
こんなに簡単に解体できる?と思い材木を触って調べてみると米松でした。
(米松は家の構造材で使用する事が多い木です)
あまり外では使用しないほうが良いと思いますよ特に雪が降る地域ですし。
もちろんコスト面もあると思いますが、10年間で修理を数回して金額がかさむより初めから長持ちする素材を使用したほうが安心かもしれません。
決めるのは施主様ですが、提案はしないといけないと思います。
そうして施主様が一長一短の素材を悩んで選んだ木はウリンです。
イペと並んで最強の木とこれから立ち向かうわけですが、このウリン材…
めちゃくちゃ重たいです
大工さんと持ってみましたが、大人2人でかなり重たいと感じます。
という事は???
加工も硬い
昔使用していた機械を滋賀まで連れてきました。
さてさて…どうなるでしょうか???