2021年総括
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2021年総括

松藤 慎二郎
縁 創建工房代表

こんにちは。松藤です。

昨年2020年総括のブログを書いた日を覚えておりますが、もう1年が経過した事に驚きます。

年齢を重ねるたびにこの感覚を多分に感じるので人生はあっという間に過ぎ去るのでしょうね。時間は皆にとって平等であり無限では無く有限ですので、大切に使いたい想いも強く感じております。

2021年は昨年からのコロナ禍も収まらずに他にも建築業界は沢山の出来事に襲われました。

コロナ禍

ウッドショック

石油ショック

ここまで重なると思考停止しますね、、笑

コロナ禍はご存知の通りですが、ウッドショックには現在も影響を受けております。

今年に入り6回値上げされましたし、まだまだ収まらない感じです。私どもは建売では無いので、最終的に作ってから価格が上がった分を住宅に計上する事が出来ません。打ち合わせも数ケ月に及び一緒に行ってきますので、請負金額も決まっている方に対して後出しで価格を上げて下さいとは中々言えず、となります。だからと言っておそらく上がるから先に下さいとも言えません。そこは正直でありたいからです。材木屋や関連業者は、価格アップ分は工務店に請求が出来るので良いですが、お客様にはこの段階では言えないとなるので、当社が全て負担する結果になっております。今からのお客様には説明をしてご理解を頂き、アップした分は頂戴するように対応しましたが、沢山の矛盾が起こった1年になりました。

よく今から家創りを検討されているお客様から質問される事があります。

「ウッドショックが落ち着いてから家を建てた方が良いですか?価格は下がりますよね?」

答えは、NOです。

なぜなら、過去に沢山の値上げがありましたが、元に戻った事は一度も無かったからです。さすがに今回のウッドショックは異常な価格アップになったので若干は下降傾向に転じる可能性もあるかと思いますが、ほぼ間違いなく今までの価格には戻らないと思います。

こう言うと暗い話になりますが、今までの価格が低すぎたかも知れませんし、今回の件は自分達ではコントロール出来ない事ですのでネガティブな事で捉えない方が良いと自分でも言い聞かしています。与えられた今の環境でどうすれば最高の素材を最高の技術で最高の家創りが出来るか?を考える時間に使いたいと思います。時間は有限ですから。

寒い時期から春になった4月には1年間の準備期間を経て、不動産仲介事業部を立ち上げました。

土地工房縁と言います。

https://www.tochikobo-en.jp/

不動産は5年前から許可を取得して取り組んでおりますが、注文住宅以外のお客様とは出会う事は無かったので、中古住宅や建売、土地購入を検討している方のお役に立ちたい想いでスタートしました。しかし、予想はしておりましたが高額な買い物の判断をするスピード感についていけない事も沢山ありました。また、同業他社の不動産業界の風習に沢山悔しい想いや憤りを感じました。私どもに業界を変える事は出来なくても私達は正直にやっていこうと改めて感じさせてくれた事業部立ち上げでした。

※余談になりますが漫画好きな方は「正直不動産」を読んで下さい。かなり業界の闇を書いています。

同じ春には新卒採用を4人出来ましたが、残念ながら2名は数ヶ月後にそれぞれ退職となりました。頑張っていなかったら割り切れるのですが、非常に持っている物も良く頑張っていた可能性しか無い子達だったので3年は頑張ってやり続けて欲しかった想いです。

今の子はジャッジが早い、、、です。これには流行りの転職サイトも起因していると思われます。昔のように就職すれば退職までといった時代では無いですし、働き方改革もあり世の中の流れも感じますが、その先にある風景を見るには、世の中には順番があるという事を伝えていきたいと思った出来事でした。人生は早いですから。

自分が40代後半になってくると若い時には見えなかった景色や思考が出てきます。社員は20代30代ばかりなので毎日一緒に働いていると言いたい事も多々あります。以前は叱ってばかりでしたが、近頃本当に感じる事は「人は変えられない」という事です。私には「変えるきっかけ」を与えられるかも知れませんが、私には人は変えられないと痛感した1年でもありました。私は「志」と言う言葉が好きなのですが、人は他人から環境や言葉だけで変えられるのでは無く、自分で問題意識を持ち、自分で変わらないといつまでも一緒だと学びました。

自分も今の時間軸から過去を振り返ると特に20代なんてがむしゃらに現場で働いていただけですので、特に大きな問題意識は無かったように思います。20代後半から特に30代前半では自分の人生が大きく変わる決断をして、自ら行動を起こし、実践をした事により今があると思います。その結果になったのは周りの人に助けてもらったり、沢山のご縁のおかげもありますが、その結果になったのは志だけは高く持っていた事により問題意識があった事が大きな原因だと思います。

自分はよくわからんけど変わりたい

もっとこうなりたい

どうなりたいか分からんけど今の状態は問題があると感じる

こんな事でも良いと思うのです。何も考えずに何もやらずに有限な時間を過ごすよりは随分ましだと思います。

志とは意識ですので、意識は高く持っていて欲しいと思うのです。もちろん結果が出ないので意識も高くならないと感じるかも知れませんが、じゃあ結果はいつ出るの?結果とは何?と問いたくもなります。どっちが先か?みたいな話になりますが、意識だけは高く。と思います。その意識は自らでないと高められる事は出来ない事も今年は沢山痛感しましたので、自分自身で自らを律して、課題を抽出して改善をするように意識を持っていって欲しいと願います。

 

そうして夏が過ぎ去り、秋になった時に、社員へメッセージを自分から伝えたいと思い、初めて「使命感」「経営理念」「行動指針」を作成しました。全員の前で発表をしましたが、今まで自分が感じた事、改善してきた事を纏めました。今後ブラッシュアップしていきますが、今の自分の全てを詰め込んだ冊子です。社員の1人が宝物にしますと言ってくれたのが救いです、、笑 

困った時にふと読んで欲しいと思います。

使命感を紹介すると、「人の役に立つ」この1点です。この使命感を達成する為に会社があり皆で一生懸命仕事をするんだと強く思っております。この使命感という大きな幹があり、枝である理念が伸びて、それをどう実現するかの為に、枝に付いている葉っぱの行動指針を作成しました。そして土や太陽はお客様であると思っております。

気づけば自分1人の力ではどうする事も出来ない規模の会社になったので、社員一丸となり同じ目的に向かって来年も進んでいけるようにならないと会社の未来はありません。

伝える事で何が変わるかは分かりませんが、言わないと届かないと思いますのでしっかりと今後も伝えていきます。

そうして過ぎ去った2021年でしたが、学びの多い1年となりました。

今年1年間ご縁があった方、全員に感謝申し上げます。ありがとうございました。

来年も縁創建工房をどうぞよろしくお願いします。