社長の想い

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THE STORY OF "EN"

こんにちは。縁 創建工房代表の松藤 慎二郎です。
このたびは、縁 創建工房のホームページに訪れていただき、ありがとうございます。

ブログや各種媒体でよく「家づくり」について熱く語っている私ですが、
「そんなお前はどんなヤツやねん」
「家づくりを熱く語られても、なんとなく胡散臭い」
と思われる方もたくさんいらっしゃることでしょう。
それは当然だと思います。

そんな感覚が払拭できるかどうかはわかりませんが、
少しでも縁 創建工房のことを知ってもらうために、
少しだけ私自身のことを語らせていただきたいと思います。

Profile

松藤 慎二郎
まつふじ しんじろう

1973年生まれ。
中学卒業後、大工修行へ。
2000年「創建工房」として独立し、
2007年に新築事業部「縁 創建工房」を設立。

構造にまで国産材をふんだんに使用したこだわりの家づくりが評判となり、雑誌&専門誌でも多数紹介される。一度家づくりの話を始めると止まらなくなってしまう熱血漢。

建築・木との出会い

中学卒業後は、稼ぐためになんとなく建築業の世界に。
しかし、15歳のときにはその職場が厳しくて辞めてしまいました。
15歳、若いですから目標もなくただフラフラし、
もちろんいっぱいヤンチャもしました。

そんな中途半端に何となくいろんな仕事していた日々のなかで、
たまたま入った建築現場。
とある大工さんの手仕事に目を奪われたのです。

天然木を削るカンナ作業、1ミリに対峙する細やかさ・・・
そして何より、”木のにおい” に惹かれました。
理屈抜きに、いい。

そのほんの小さな憧れが、強烈な情熱に変わり、
ようやく「本気」になりました。21~22歳くらいでしたね。
そこから、がむしゃらに大工仕事に打ち込みました。

若い情熱だけでは抗えない
現実の厳しさ

自分で仕事をとってきて、自分で施工する。
「できることは、何でもします!」
というスタンスでした。

でも本当は、
「できないことでも、何でもします!」
という状況です。

身ひとつしかないので、それはもう必死です。
できないこと、つまり自分のまだまだ足りない技術や知識は、
年下であろうと、スキルの高い大工さんには頭を下げて教えを請いました。

時には、ポッと出の若造だから・・・と信用してもらえず、材料すら仕入れることも難しくて、大金を無駄にしたりもしました。
情熱だけでは抗えない、現実の厳しさもいろいろ体験しました。

夢と希望を胸に立ち上げた
『創建工房』

こうしてさまざまなことを経験して、ようやく2000年に『創建工房』を設立。
27歳の時です。 新築、店舗など本当に多種多様な建築物に携わるようになっていました。 もちろん、当時の仕事は下請け業務。

とにかく安く、とにかく早く、とにかく大量に
それが常識の世界でした。
もう、それが嫌でイヤで・・・。

リフォームの仕事を通じて得た気付き

そんななかでも、徐々にリフォーム施工がメインになっていきました。
これが、おもしろかったんです

何せ、お客さまの住まいの環境を改善する仕事。
お客さまが困っていることをきちんと解決すると、必然的にお客さまは喜んでくださる。
例えば、建売メーカーの下請け大工ですと、お客さまの感想など直に聞くことはありません。 しかし、リフォームの仕事では、ダイレクトにお客さまの声を聴けるんです。

このライブ感がたまらなくて

ならば、もっと、もっと細かいところまできちんとしなければ。
もっと、もっとコミュニケーションをとらなければ。
と、のめり込んでいきました。

お客様の事を考えた家づくりの魅力

例えば、足腰の弱くなったお客さまのために手すりを付けるときは、

─お客さまの身長は?
─お客さまの姿勢は?
─お客さまにとって、どの位置が一番握りやすく、安全か?

といった事を考えるだけではありません。

いわゆる健常者が「手を添える」手すりとは異なり、身体が不自由なお客さまが全体重をかけて使用される、つまり日常の「支え」としてなくてはならない存在となる手すりです。 その負荷と重責に耐えられるよう、しっかり造らなければ。

まさに手が抜けない。
だからこそ、やりがいがある。


今思えばこの経験が、
"お客さまと一緒に創る、対話式の家づくり"
"家づくりで失敗させない"
という今の会社の理念につながっているんだな、と思います。

本物の家づくりの追求
現在の「縁 創建工房」設立へ

施主さまと最初から真剣に向き合える、
本物の家づくりを追求したい。

大工として恥ずかしくない仕事がしたい。

こうして、最初に自分をこの世界に向かわせたあの木の香りに導かれるかのように、天然素材を使用した本物の木の香りただよう"本物の家"をつくることをめざし、2007年に『縁 創建工房』を設立するに至りました。

今や以前のようにひとりではなく、多彩なスタッフとともに家づくりに対峙するようになり、スタッフには私のこだわり職人としてのプライドなどに付き合わせ、苦労させているかもしれません(笑)。
もしかしたら、お客さまにも・・・。

しかし、私の経験から知っていること、わかっていることは包み隠さずお伝えし、 お客さまにもしっかり自分の家づくり(=人生)を真剣に考えていただくことで、
ともに"失敗しない家づくり"に取り組みたい。
そう思っています。

国産木材に対する想い

私のこだわりはいろいろありますが、なかでも国産木材については、その素材感だけでなく国内の林業を支えるという原点に立ちかえって取り組んでいます。

例えば、お客さまとともに吉野の山を訪れた『吉野ツアー』では、その木材の故郷で土、木、空気そして人などあらゆるものに触れ、大自然がもたらす素晴らしいチカラが私たち日本人の営みをいかに支えているかを実感していただいたかと思います。

お客様と吉野ツアーの思い出

ただ私のこだわりを押し付けるのではなく、そこに共感してくださった方がご自身の家づくりをするうえで、なにか一つ新たな視点を見つけてくだされば嬉しい限りです。

これはまさに、2015年に国連のサミットで採択され、ここ数年でようやく世界が声を上げ始めた、SDGs(持続可能な開発目標のための2030アジェンダ)が掲げる目標のひとつ。
縁 創建工房では、設立当初から取り組んでいた訳ですから、ようやくみんなが気づいてくれた! という想いでいっぱいです。

後悔しない家づくりのために

"この家にしてよかった"

そして、何十年たっても

"後悔しない家"

となるように。

"家は買うものではなく、つくるもの"

まずは、そこから皆さんの思考と趣向の変化が必要なのではないかと感じています。

私たちは伴走者です

物理的に家を造るのは私たちですが、
家そのものの"つくり手"はお客さまご自身。

だからこそ、私たちがすべきことは"二人三脚での家づくり"。
つまり"家づくりの伴走者"としてお客さまを導き、支えていくことです。

例えば土地探し、住宅ローン、貯蓄方法に至るまであらゆる面で寄り添い、
どのようにすれば"理想の家づくり"ができるかを、一緒に考えていきます。

そして、その住まいが完成したあとも、私たちの伴走は続きます。
半年後、1年、2年、3年、5年、10年・・・と、アフターメンテナンス(無償)で、
お客さまの住まいの成長を、しっかりと見届けてまいります。

1回で満足できる家づくり

「家は、3回建てなければ満足するものは建たない」とよく言いますが、
3回も挑戦できる人なんてほぼいらっしゃらないでしょう。
そう。ほとんどのお客さまにとって、家づくりは"一生に一度"。

お客さまと私たちがしっかり一緒に家づくりに取り組めば、
この1回で満足できる家が建つ、と確信しています。


しかし、正直に言うと、お客さまにとって"理想の家"が建てられるのならば、
縁 創建工房が選ばれなくても良いとすら思っています。

こんなことを言ってしまうと、またスタッフを困らせてしまうかもしれませんね(苦笑)。
そんな私のひとりよがりのような家づくりへの想いが、
一人でも多くの方の家づくりのヒントとなりましたら幸いです。