こんにちは。縁 創建工房 代表の松藤です。
23年前、会社として創建工房をスタートさせた当初から、
- 一生に一度の高い買い物である家には、必ず国産材を使い、国内の林業に貢献する。
- 長持ちする素材を使い、見えない箇所にこそ徹底的に研究を重ね、現場に反映させ、耐久性を追求する。
- 冬は暖かく、夏は涼しい。寒暖差によって起こるヒートショック現象をおこさず、健康的な暮らしが営める家を創る。
- 家は家族の命を守る場所。だからこそ、地震で倒壊しない家を建てる。
といった想いを掲げ、今日までおよそ200棟の木の家を手掛けてきました。
なかでも特に、30年程度で取り壊されるような家は絶対に創らない
という信条が、これらの想いの中核にあります。
もし、私が手っ取り早く儲けたいなら、
初期費用を安くした家を提案し、沢山の方に手軽に家を建ててもらい、10年ごとに修繕やリフォームをし、何なら30年後には建て替えまで手掛けられるようなビジネスモデルを構築するでしょう。
何が言いたいのかといえば、
住宅は、もし初期費用が安くついても、住み続ける限り、定期的にメンテナンス費用がかかったり、さまざまなランニングコストが発生するものだ、ということです。
もしかすると、このページをご覧になっている方にとって、創建工房の家は「高い」と思われるかもしれません。
(確かに、こだわりが過ぎて高いとよく言われます・・・)
しかし、入居後に過度なメンテナンス費用がかからず、光熱費などのランニングコストが大幅に削減できたとすればどうでしょうか?
また、寒暖差で起こるヒートショックが及ぼす健康被害により将来発生するかもしれない医療費を見積もると、
ヒートショックを起こさない家を建てることで、健康な身体とともに医療費削減も期待できます。
こうして、数十年住み続けたあとのトータルコストで比べてみると、必ず費用対効果を感じられるはずです。
もちろん、お金のことだけではありません。
「長く大切に暮らしたい」と心から思える家に、ずっと住んでいただきたい。
今回立ち上げた『木の街並みプロジェクト 縁 village』では、そんな家8棟が集い、
木の街並みを創造します。
<長く大切に暮らす家> というコピーには、
100年住めるほどの耐久性というだけでなく、
子ども世代が「この家を住み継ぎたい」と思えるような家にしたいという想いも込められています。
この想いに共感してくださる方に、早くこの街並みを体感していただきたい!
こんな気持で、着々とプロジェクトをすすめています。
ぜひ、ご期待ください。