Q.施工業者（工務店）を見極める、最終ポイントを教えてください！

我が家の建築を託す会社も絞れてきた。
最終的にどちらにしようか・・・？と迷った時ぜひオススメしたいのが「現場見学」。
その会社が今手掛けている施工途中の現場があれば、ぜひ「見てみたい」とお願いしてみましょう。

「現場見学」に行くと基礎や構造などハード面に目が行きがちですが、ぜひチェックしておきたいポイントがあります。
それは

・現場の美しさ

・職人さんの雰囲気

です。

「現場の美しさ」は社員のマナーや施主さんに対する敬意、現場を大切にしているか・・・といったことを知るためのバロメーター。
つまり、施工企業の質の高さが伺えます。

また、「職人さんの雰囲気」もこれに通じるもの。
職人さんの雰囲気を知るためには営業担当者や現場監督との会話シーンを垣間見ましょう。
話し口調や会話内容などで、職人さんの人となりや担当者などと円滑なコミュニケーションをとり施工がスムーズに進んでいるか、などがわかります。

「現場」を見るとどんな人たちが、どんな想いで、あなたの住む家を創っているのか？がおのずと見えてくるはず。

こうした見えないクオリティこそ、家のクオリティに大きく関わってくるものだと思います。

蛇足ですが、そもそも「現場見学ができる」ということも良い会社かどうか見極めるポイントといえます。
というのも施主さんの「現場に行きたい」という声に「No」という会社が一定数存在しているからです。
確かに建築現場は危ない場所です。
しかし完全にシャットアウトというのは不自然。
もしかしたら「見せられない何か」があるのかもしれない・・・と考えるのが妥当かもしれません。
こうした視点もぜひ会社選びの参考にしてみてください。

もっと聞きたい、勉強したい方は　「家づくり寺子屋」