ハウスメーカーや工務店など、「家を建てる会社」っていろいろありますよね? どこで建てるのが正解ですか? | 家づくり目安箱|縁 創建工房 | 大阪 寝屋川 枚方で自然素材・高寿命の注文住宅・リフォーム・健康住宅
Q & A

家づくりQ&A「家づくり目安箱」

会社選びに関する質問

Q.ハウスメーカーや工務店など、「家を建てる会社」っていろいろありますよね? どこで建てるのが正解ですか?

回答

A.それぞれの特徴を知り、自分にあった会社を選ぶべし。

家の建築を手掛ける会社は主に、ハウスメーカー・パワービルダー・建築設計事務所・工務店の4つに分けられます。
それぞれどんな特徴があるのか、メリット・デメリットを見てみましょう。

1.ハウスメーカー

TVCMなどで誰もが社名を聞いたことがあるハウスメーカー。
住宅展示場などに出展していることが多い。

<メリット>

・ネームバリューがあるから安心
・大手企業なら潰れる心配が少ない

<デメリット>

・宣伝広告費にお金をかけている分、建築価格が高い傾向にある
・規制や縛りが多い
・注文と謳いつつも、枠の範囲内で決めなければいけないことが多く本来の100%注文住宅とはいいにくい

2.パワービルダー

土地付き住宅を販売する会社。
比較的大きな分譲地を販売しセットで住宅を建設することが多い。

<メリット>

・価格が安い
・建売住宅なので入居後のイメージがしやすい
・立地条件が良い
・分譲地の場合、子育て世代が集まるので同世代のコミュニティーを作りやすい

<デメリット>

・性能が担保しにくい
・安く売るためにどうしても何かを犠牲にしている場合が多い
・ライフサイクルコスト(建物管理に必要な生涯費用)が掛かりやすい家が多い
・規制が厳しい
・自由度が低い

3.建築設計事務所

設計士が主体となり家を建築する。
その設計士の得意分野・デザイン性など独自の色を打ち出す事務所も多くそれぞれに特色がある。

<メリット>

・カッコいい家に住める
・自分の趣味にあった家に住める
・理想はほぼ叶う
・完全自由設計

<デメリット>

・設計士先生の「作品」になる
・設計士のこだわりポイントは譲れないということがある
・デザイン性を追求するあまり「日常生活での使い勝手」が犠牲になることも
・通常よりも設計料がかかる

4.工務店

地域密着型の建設会社。
多彩な特徴をもつ会社が多い。

<メリット>

・地元に根付いているためその土地に詳しい
・困った時に、すぐに対応してくれる
・小規模企業が多いため一人ひとりに寄り添える(施主との距離感が近い)

<デメリット>

・施工エリアが限られる
・大手企業と比較すると倒産する可能性はある
・柔軟性があることが仇となりトラブルやミスが発生することも

ー 番外編 ー 

不動産会社

土地を買った不動産会社が特定の建築会社と提携し、建築まで面倒を見てくれることもあります。
また、大手不動産会社が手掛ける○○ホームや、大手グループ企業のなかで不動産部門と建築部門が分かれている場合などもあり。

<メリット>

・土地が決めやすい
・土地探しからスタートするので決まればスピーディ
・社内連携はしっかりしている
・手続きがラク

<デメリット>

・提携会社から選ぶため選択肢が少なくなる
・土地販売が優先されるため家づくりは二の次になりがち

このようにそれぞれの特徴を踏まえながら、あなたの家づくりにとって何を優先させたいのかをよく吟味しベストな選択をしましょう。

もっと聞きたい、勉強したい方は 「家づくり寺子屋