Q.外観ももっとデザイン性の高い家を建てたいのですが、どれも「四角い家」ばかり。なぜ?
回答
A.角(カド)が増えるとお金も増える!
なぜ、四角い家が多いのか?
それは、単純に複雑なカタチになると、それだけ費用がかかるからです。
標準的な四角い家の角は、4つ。
そこにひとつ凹みを入れてみると、角が2つ増えて6つになります。
角が増えると、それを支える柱が増えます。
柱が増えると、壁も増えます。
壁が増えるということは、外壁の面積も増えます。
さらにいうと、屋根の数が増えることもあれば、基礎工事が増えることもあります。
だから、四角い家よりも必然的に費用がかかってしまうのは仕方ないこと。
見た目が四角いカタチの家が多いのは、理にかなっているといえます。
ですから、ちょっと複雑なカタチをしたかっこいい家を建てたい!と思うなら、そのデザイン性の分だけお金もかかることを覚悟しておくこと。
また、デザイン性だけでなく土地に関わる場合もあります。
例えば、複雑なカタチをした敷地内に、その地形を有効活用するべくそのカタチに沿って建てる、というパターン。この場合は致し方ありません。
しかし、この角が増えるとお金も増えるという法則を知っていれば、
A 少し狭いが、四角い土地
B Aより広めだが、複雑な土地
という同価格の土地があった場合、どちらを選んだほうが良いかの指針となるはず。
あなたならAとB、どちらにしますか?
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