家づくりQ&A「家づくり目安箱」
Q.リノベーション(リフォーム)のメリット・デメリットを教えて!
A.「地盤は変えられない」のが最大のデメリット
ひとくちにメリット・デメリットといっても求める条件によりその見方は変わってきますが、リノベーション(リフォーム)のメリットの1つはずばり全体の費用を抑えられること。
例えば、新築だと手が届かないエリアの物件も中古物件だと手に入りやすい価格になっていることも多いなどです。
また、建売り物件ではすでに水回りの設備などがセットされているので、自分の好みに合わないこともあるかもしれませんがその点中古物件を購入し、自分の好みに合わせたリノベーション(リフォーム)をすることで、心地よさや楽しさを味わえるといった点もメリットに挙げられるかと思います。
メリット例:
・築年数が浅い中古物件を買い、気になるところだけリノベーションをする
→リーズナブルに家が購入できる。
・駅チカ物件でも、中古だと手が届く価格!
ただし、この「駅チカ」というワードにかかる物件はマンションであれ戸建てであれ、築年数が浅いとやはり割高な物件が多いという点にはご注意を。
とはいえ、この「駅チカ」が必須条件なのであれば「駅チカ」周辺には土地が皆無な昨今、中古物件を購入することでその条件をクリアさせることはアリな選択かもしれません。
では、デメリットについて考えてみましょう。
やはり、あまりに古すぎる家は要注意。
素人目に見ていける!と思っても、結局すべてやり直さなければいけないという物件は多く存在します。
その結果、時間とお金がかかってしまうということになれば本末転倒です。
※詳しくはコチラQ.リノベーションすることを前提で中古物件を探しています。注意点を教えて!もチェック!
そして、戸建てに限っては最大のデメリットがあります。
それは基礎・地盤・躯体は変えられないということです。
厳密に言えば、前述のように「すべてやり直す」=フルリノベーションを行えば基礎と躯体を補強することは可能です。
しかし、そこに家がある限り基礎と地盤をいちから整える、強化するということは不可能。
その点だけは、しっかりと頭に入れた上で中古物件の購入を検討しましょう。
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