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2024年09月17日 スタッフブログ
お家の守り神
こんにちは、榊田です。
築100年ほどのお家を建て替えるということで、
絶賛解体中の現場があります。
築100年以上の家は古材の宝庫で、
カッコいい梁や柱、建具や欄間などを再利用の計画をお施主様とお話しながら残していくのですが、
その残しておいてほしいもののリストの中に、
「鬼瓦としょうき」とありました。
鬼瓦は分かるけど、しょうき・・・?
何か私の知らない瓦の部位の名前か何かかと思い、調べてみると
【鍾馗】
町家の小屋根に祀られる魔よけの神様のことで、20cmぐらいの瓦製の鍾馗の人形が置いてあります。
これは、隣家の鬼瓦によって除けられた災いが自分の家に降りかからないように、また、近所の人に角を立てずに円滑な人間関係を保つよう、鬼をも負かしたという鍾馗さんを小屋根に据えられているもので、今も我々を見守っていてくれています。
富田林市HPより参照
とのこと。
守り神様なんですね!
無事におろしてもらいました。
鬼瓦もカッコいいですね~
こちらがこのお家の鍾馗さん。
ちょっと強面ですね…しっかり悪いものを跳ね返してくれそうです。
このお家を守り続けてくれた鍾馗さんも、いったん休憩。
また、新しいお家が建ったらしっかり守ってもらいます!