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2024年12月06日 スタッフブログ
子供の頃から続けていること
こんにちは!浦辻です。
僕は小1の頃から書道教室でお習字を習ってます。今から数えると15年も立ちますかね。
自分の中でも良く続いたなと思います笑
書道教室の先生とは今でも通信制のやりとりで書道をしていまして、課題を送って添削してもらったりしています。
書道の世界では【臨書】という言葉があります。「書に臨む(のぞむ)」という意味で、立ち向かうという意味にもなります。
少し専門的な話になりますが、臨書にはいくつかの段階がありまして、
①お手本として字の形を真似る【形臨】
②一歩踏み込んで作者の性格や生き方を踏まえ、作品の意図を汲み取って模倣する【意臨】
③お手本を見ずに作者の書風を自分自身なものとして書く【背臨】
この3つの型が書道を学ぶ上で基本になってきます。小学校の授業や習字教室でやる内容は【形臨】になりますね。
今、僕がやっているのは【意臨】と【背臨】です。特に今、意臨しているのが王羲之という書の大家と言われている中国の書聖です。
1700年以上前の漢詩を今、意臨していまして、大昔の文化に触れたりしていると、今と比べると物凄い文明の差はありますが、人としてあるべき考え方は時代や文化が違えど今と通ずるものがあるなと感じます。
色々話すと長くなるのですが、大昔の書でもこれだけ後世に残って評価され続けているということは、書には何かしら人を動かす力や命があるのだろうなと思います。
今まさに写真で書いてるのは王羲之の【蘭亭序】という漢詩の一節です。
ここまでくると何が良くて悪いのかわからないですね笑