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2025年02月02日 社長ブログ

社長の考え(想い)が及ぼす結果

 

我々が生業にしている家づくりでは、

会社の考えが形となりお客様に提供をする事になります。

 

例えば大企業でも会社の考えは反映されていると思いますが、

数千人、数万人の組織になれば縦割りの組織となり

役割が細分化されるので、

「よく分からないけど上からの指示でこのような家を作る事になった」

と言うような事は当たり前かも知れません。

 

特に大企業では企画、開発が重要であり、

その結果を現場に落としていく工程になるかと思われます。

 

そのような過程では、「誰の」意思で「なぜ」

そのような家を作るのかなどは明確に伝わらないと思われます。

 

では我々中小企業ではどうかと申しますと、

社長(代表者)の考えが如実に現れると思うのです。

それは今まで当社でもそうでしたし、

私の知り合い含めてそう感じる事が多々あったからです。

 

どっちが正解でどっちが

「いい」「悪い」ではなく、シンプルにそうなのです。

 

デザイン好みの社長

コスト重視の社長

自然素材好みの社長

可愛いテイスト好みの社長

かっこいい家が好みの社長

性能好みの社長

こだわりが全くない社長

流行りを追っかけている社長

自分が作りたい家を作っている社長

マニアックな社長

周りに影響される社長

社員に全て任せている社長

 

このように沢山いるのです。

 

先ほども申した通り、正解は無いですし

「いい」「悪い」ではなく、

この社長の考えは社員に伝播して

結果的には家という残るモノを作る際に

その通りの形となるという事実です。

 

これは大変怖い事です。

本当にそう思います。

 

お客様からするとある意味

「運」的な側面もあるのです。

 

「親ガチャ」「家ガチャ」というワードが流行りましたが、

「家づくりガチャ」ですね。

 

私は社長であり代表者ですので、

自分に置き換えて考えるとまさしくそうであり、

創建工房の家の仕様、収まり、性能、デザインなどの

根底は私が考えてきました。

 

そして、そもそも目の前のお客様に対しての

会社としての対応も同じです。

自分が行ってきた最適解が

今現在の社員が行う対応とイコールとなっているのです。

 

自分が考えた事が社員や周りに伝播して、

何かしらの形となる。

 

やはり怖い事実です。

 

私はこだわりが異常だと周りから言われます。

※自分では普通の感覚です

 

逆に思うのですが、家づくりをしている会社の顔である社長が

家にこだわりを持たずに何にこだわりを持つのでしょうか?

これは本当に分からないのです。

 

売上?

営業利益?

粗利率?

社員1人辺りの売り上げ?

 

もちろん大事です。

 

それでも私は、自分が住みたいと思う

唯一無二の家を、お客様、業者さん、

そして社員と一緒に作っていきたい。

 

しかし、しかしですね、、、

このような想いで家を作っているとある意味、

温度差が生まれます。

 

お客様との温度差

業者さんとの温度差

社員との温度差

 

主に上記が思い浮かびます。

 

お客様との温度差は実は問題がありません。

何故ならばお客様が当社のサイトや家を見ても

何も響かずに勝手に去っていくからです。

接客したとしても温度差や「何か違う」

と感じたなら勝手に去っていきます。

 

次に業者さんとの温度差。

 

これも同じで当社の家づくりはある意味

「面倒」と言われますので、

物つくりの価値観が違う業者さんは勝手に去っていきます。

 

最後に社員との温度差です。

 

これもやはり同じとなりますが、

簡単な問題ではないですし、

簡単に割り切る事が出来ません。

それは社会に出てまだ1年目の子や

数年しか経過していない子たちは

仕事、働くという事に対する明確な軸が

出来ていない子が沢山おり、

その事は極めて正常であると考えます。

 

ここに「見守る」という行為が必要です。

 

今の子たちは難しいです。

 

これは昭和生まれの方なら理解してくれるかと思いますが、

育った環境、時代がかなり違います。

また私も20才の時には年配の方から

「最近の若い者は、、、」と思われていたと思います。

 

互いに価値観は違う、

あるいは人格が形成されていないなら

「見守る」行為が重要だと思うのです。

 

しかしそれでもただ黙って

「見守る」だけではなく、言いたい事は伝えます。

 

私どもは簡単に作られた安価なモノを売っているのではなく、

一生に一回の高い家を作っている仕事だからこその「責任」があるのです。

 

これは当社がどうこうではなく、

家づくりの仕事とはそうなのです。

 

だからこそ、家を作る仕事を自分の意思で選んだなら

「責任」という言葉と向き合って欲しいと願います。

 

世の中には沢山の仕事がありますが、

やはり家を作る仕事は唯一無二の仕事だと思います。

 

そしてこの真実を自分自身の心で感じる事が出来るには

「時間」「経験」が必要なのです。

 

この業界に人財を残したいので、

これからもこんな事を真っすぐに伝えていきたいと思います。