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2025年03月23日 社長ブログ 社長コラム
正しい知識:住宅ローン(保証料、手数料)編
一生に一回の高い買い物である住宅
土地があるか否かによっては、
総予算が数千万円も変動しますが、
共通していえる事は、
大半の方が住宅ローンを組むという事です。
今回は住宅ローン編としてお伝えしていきます。
住宅ローンでお伝えしたい事は沢山あるのですが、
項目別に分けてみると、
・金利(変動金利、固定金利)
・期間
・団体信用生命保険
・つなぎ融資
・保証料、手数料
上記となります。
今回は、保証料、手数料編です。
まずは、保証料からお伝えします。
保証料とは何を保証しているのか?という話ですね。
これにはまず、住宅ローンの仕組みから学んでいきます。
Aさんが5000万の住宅ローンを組む
シミュレーションをします。
例
債務者:Aさん
借入額:5000万
銀行:B銀行
保証会社:C保証
Aさんが5000万をB銀行から借りる場合、
B銀行のみ審査をしている訳ではありません。
B銀行とは別の保証会社の審査を
更に受ける必要があります。
※C保証
この保証会社はB銀行が自社系列にある場合と
外部の保証会社に依頼をする2つのルートに分かれます。
どちらのパターンでも保証会社の審査を
パスすれば、基本住宅ローンは承認となります。
この保証会社に保証料を支払う事が
保証料なのです。
この保証料は一般的に多い計算方法が、
借入額の2.2%となります。
つまり、借入額5000万×2.2%=110万となります。
結構高いですね、、
そして、この保証料は借入をする方の属性によって、
変動するリアルな話があります。
属性がいい方(公務員、上場企業、所得が高い方など)は、
保証料が1.1%になる場合もありますし、
銀行によっては、保証料無しという事もあるのです。
保証料が1.1%で55万です。大きいですね。
反対のリアルな話もあり、銀行が定める属性に何かしら問題がある方、
(自営業、勤続年数がない、年収が低いなど)の場合は、
保証料が2.2%より高くなるのです。
保証料は保証会社によりますが、5段階程度ありますので、
借入額の4.4%が保証料なんて話も実際にありました。
その場合、保証料は5000万×4.4%=220万となります。
次に手数料です。
手数料の注意点は特に大きくはありませんが、
一般的には、55,000が多いです。
高くても110,000程度かと思います。
しかし、この手数料は別記事で書いた、
つなぎ融資の際には注意があります。
つなぎ融資の実行をする度に手数料の支払いが
発生するケースがあります。
@55,000とすれば、3回行えば、
土地つなぎ融資:55,000
着工金つなぎ融資:55,000
中間金つなぎ融資:55,000
合計は165,000となります。
まとめると、手数料では大きな注意点はありませんが、
保証料はポイントが沢山あったと思います。
この手数料と保証料は諸経費に該当されますので、
諸経費は100万以上計上する必要があります。
こちらも覚えておいて下さい。
この情報がお役に立てれば幸いです。