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2025年04月07日 社長ブログ
焼杉
縁創建工房では外壁の一部に木を張る事を
創業時からの標準仕様としています。
自分の信じる家づくりをしていきたいと思った時に、
全国を歩き素材を研究しました。
その過程の中で、木の外壁の街並みを
見た事が私の原点となりました。
そこから約200棟建築をしてきましたが、
数年前から木の外壁に新しい素材が追加されました。
焼杉です。
焼杉は皆さん分かるかと思いますが、
おそらくイメージは田舎の大きな家の
外壁に張っている黒い壁かと思います。
なぜ焼くのか?と疑問が湧くかと思いますが、
目的は、防腐、防虫、防火、耐久性の向上です。
また個人的には焼く事により、
独特の意匠性が出ると感じます。
杉を焼き炭化層を形成して、
杉材の選択肢を増やす発想はすごいと思います。
先日、焼杉を仕入れている材木屋さんに、
改めて焼杉の研修をして頂きました。
因みに当社が仕入れている焼杉は日本で初めて
工場で焼杉を生産した会社で歴史は50年あります。
そこで様々なノウハウを持っておりますので、
扱う工務店とすれば非常に安心です。
焼杉を使えば国内の杉が消費され森が循環します。
自然に感謝しながら、長く大切に使いたいので、
焼杉は非常に当社の考えにマッチしています。
現在建築中の下島モデルにも採用をしました。
完成した際には焼杉の風合いを是非見学してみて下さい。