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2025年04月13日 社長ブログ

フェアでいきましょう

住宅業界はクレーム業界と言われています。

 

特に注文住宅の場合はそうです。

 

プランまで無事にいったとしても、

いざ着工となると実際に目に見える形となり、

お客様も体感できるので、

「イメージと違う、、」となる可能性があります。

 

建売住宅では、実際に家があるので、

全て自分の目で確認が出来て、

感覚的な問題もクリア出来ます。

実際に体感もしています。

 

しかし、注文住宅の場合は、

打合せは図面で行っていきますので、

いくらパースを見て頂いても、

3Dのイメージは湧きにくいのです。

 

その結果、実際に家づくりが始まった際に、

「イメージと違う、、」となれば

クレームになる可能性があるのです。

 

また家づくりが進む過程で、

現地で打合せをすると、

 

「ここの高さが思っていた感覚と違う」

「あと5センチこっちへして欲しい」

「この仕上がりがサンプルと違う」

「色が違う」

 

建築業界あるあるです。

 

このような事から注文住宅業界では、

実際に建築が始まると、

現地に来ないで下さい、という会社は多いです。

 

理由は決めた事を変更されたくないからです。

 

この事をどうこう言う前に、

不動産業界ではどうなのか考えてみます。

 

土地が無い方は、土地探しを経て、

土地を購入します。

 

ここのスピード感は土地さえ見つかれば早いのです。

 

不動産屋さんは一部の方を除き、

残念な方が多いのですが、

担当者が変な人でも横柄な態度でも、

 

「でも土地は気に入ってるから」

 

この気持ちはお客様の無意識の

「我慢」に繋がります。

 

よって、担当者が???な人でも、

そのまま購入へとまっしぐらなのです。

 

そして、不動産購入後に土地のクレームは非常に少ないのです。

 

売買契約書以外に、重要事項説明書があり、

特に大手不動産屋さんは本部チェックがあり、

徹底的に売り主と自社を守ります。

 

買主であるお客様側には不利な条件もあります。

 

「ここは越境しています」

「地盤改良の可能性があります」

「電波障害がある可能性があります」

「対象不動産にある●●は行政から是正を求められる可能性があります」

「境界は不明です」

「騒音の可能性があります」

 

このような文言のオンパレードです。

 

ですので、お客様は事前に聞いているし、

説明を受けて印鑑を押して契約を締結したので

クレームとはなりません。

 

「ここの土地の土は思ったより粘土質やん!」

「近所の方が嫌な感じだったんですけど、、」

「日当たりが思ったより悪い、、」

 

このようなクレームを不動産屋さんに言う方は、

ほぼ皆無です。

 

そら不動産屋さんは建築なんてしませんよね。

 

クレームのリスクがあり、時間もかかりますので。

 

そして我々、住宅屋は建てた後もクレームとは

ある意味一生付き合わないといけないのです。

 

不動産で決済の後にどうこうは基本ありませんよね。

※数ケ月から数年の瑕疵担保責任はあります

 

う~ん、、なんかフェアじゃない。。

 

では車屋さんで考えます。

 

新車購入してから、カタログに書いている、

 

「リッター20キロも走らへんやん!」

「ボンネット空けたらエンジンのイメージが違うんですけど」

「車の色がカタログとイメージが違う」

 

こうはならないですよね?

 

しかもエンジンの中や車の部品なんて見えませんから。

 

家づくりは建築中に全て見えますので、

例えると、車を作っている過程の全てが

丸見えなのです。

 

しかも車はメーカーの工場で生産され、

ディーラーに運ばれて、その車を販売するだけです。

 

至ってシンプルですので、クレームとはなりません。

 

う~ん、、、

 

家づくりをしている会社さんは、

一部を除き、本当に頑張っています。

 

高い技術、知識から家づくりをしています。

 

あまり、わあわあ言わずに

フェアになって欲しいものです。