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2025年04月19日 社長ブログ
役割
野球が好きです。
プロ野球はもちろん、高校野球も好きです。
サッカーでもバスケでもチームなら、
個人に与えられている役割があります。
野球の打順で言うと、
1番:出塁を求められる、足が速い
2番:1番が塁に出ればバントなどで進塁させる、足が速い
3番:4番に繋げる打撃が出来る
4番:チャンスに強い、ホームランを打てる
5番:新しいチャンスを作る、4番が返せなかったランナーを返す
6番:主軸では打てないがチャンスメークも出来る
7番:守備職人が多い、打撃はさほどで良い
8番:キャッチャーが多い
9番:ピッチャー
こんなイメージです。
これは組織も同じ事が言えます。
1番バッターのように、自ら塁に出て
チャンスを作るタイプもおれば、
3番4番5番のクリーンナップのように
常に結果を求められる役割もあります。
クリーンナップは中小企業では社長や幹部かも知れませんね。
ここで注目したいのが、2番や7番以降の下位打線です。
組織で考えると1番やクリーンナップより、
2番や下位打線が実は一番必要だと私は思います。
ホームランはたまたまかも知れませんし、
ホームランバッターには好不調の波があります。
しかし、バントには好不調の波はありません。
同じく守備にも不調はありませんし、
走塁もそうですね。
組織では全てに役割があり、
クリーンナップを打っているから偉いなどは一切ありません。
よくある勘違いで営業が、
「自分が仕事を取っている」
と思っている事です。
会社の傘の下に入り絶対に濡れないにも
かかわらず勘違いがおきる。
そんな人材はいずれレギュラーから外されます。
仕事も家づくりもチームプレーなので、
私は主軸も大事ですが、嫌な顔をせずに、
確実に安定的な仕事を毎回してくれる
社員は非常に貴重な存在です。
2番バッターや8番バッターには
ホームランは求めていません。
高校野球でもレギュラーではないが、
キャプテンシーがありチームの
精神的支えの存在もおりますし、
やたらチャンスで燃えるタイプもいます。
全ては役割であり、
偉い、すごいなどの対象ではありません。
面白いのは人は成長しますし、
成長する事を求めてられていますので、
今は2番や下位打線でも数年後には
主軸を打っているかも知れないのです。
また今は4番ですが、数年後には
下位打線を打っているかも知れません。
更にはプレーヤーからマネージャーになり、
コーチをしているかも知れません。
役割を自分でしっかりと認識して
役割を全うして欲しいものです。