更新情報
2025年04月28日 社長ブログ 社長コラム
失敗しない土地選び:概要編
家を建てる方は、土地あり、土地無しに分かれます。
土地が無い方は土地から探す事になりますが、
購入するまでに沢山のポイントがあります。
失敗しない土地選びシリーズでは、
確実に抑えておきたいポイントを
複数回に分けてお知らせしていきます。
第1回目は全体像となる概要編です。
土地を見る際に、購入を検討している方と、
私どものような建築屋とでは見る目線が違います。
●一般の方の目線
・価格
・広さ
・日当たり
・道の広さ、狭さ
・学校区(保育園、小学校、中学校)
・行政サービス
・治安の良さ(悪さ)
・実家までの距離
・駅までの距離
・バス停までの距離
このような項目かと思われます。
他方、私どもでは、
●当社の目線
・方角、隣棟の配置、隣棟の高さ
・高低差の確認(残土処分の数量)(2段擁壁の有無)(擁壁の確認)
・前面道路の幅員、側溝の有無、形状、権利関係(私道、市道)
・ライフラインの有無(上下水、ガス)権利関係(公設管、私設管)
・法規(用途地域)(建ぺい率)(容積率)(建築協定)(地区計画)
・坪単価
このような事を現地や役所で調べます。
一般の方との目線とは内容が全て違います。
この項目は専門である我々が調べる事は当たり前ですので、
一般の方が調べる必要はありません。
ここでよくある勘違いですが、
この項目を不動産屋が伝えてくれるとは思わないで下さい。
もちろん不動産屋は調べます。
しかし、あくまでも売買をする上での調査になりますので、
実際に建築をする目線での調査を詳細には行いません。
ここがまず大きな注意点です。
先ほどの項目で法規関連(行政からの指導含む)も沢山ありますし、
実際に家を建てるプランに影響を及ぼす項目もあります。
また建築費用にも影響を及ぼす項目もあります。
この項目が何に影響を及ぼすのか?
次回から1つずつ解説をしていきます。