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2025年04月29日 社長ブログ

穴を埋める

 

「バカの壁」の著者である

養老孟司氏の新著「人生の壁」の中で、

仕事について述べられておりました。

 

「仕事の本質は、目の前の穴を埋めることです。

穴が空いていたら、困る人がいるだろう。

だから埋める。

その延長線上に偉業があるかもしれないし、

ないかもしれない。

 

ここを理解していない人がとても多いのです。

仕事というのはあらかじめ存在しているものだと

いうのは勘ちがいです。

 

そういう勘ちがいをする人はともすれば、

上司や会社に

『私の仕事を定義してください』

などと求めることになる。

そんなことは事前に完全に

定められるものではないというのが

理解できていないのです。

 

まず存在しているのは

『穴』のほうです。

需要と言ってもいいでしょう。

自分のやりたいことが

先にあるのではなく、

求められることが先にある」

 

 

なるほど、、

 

これは激しく同意しますね。

 

穴が空いていたら、困る人がいるだろう。

だから埋める。

その延長線上に偉業があるかもしれない

 

この感覚ですね。

 

頭でどうこう考えるよりは、

まずは感じる。

 

以前のブログでも書いた、

 

「考えるな、感じろ」

 

と同じです。

 

目の前に穴が空いているなら、

まずはすぐに埋めましょうよ、って事です。

 

そうしていれば、その延長線上に、

「偉業」を成し遂げるかもしれない。

 

やはり激しく同意です。

 

なんか家づくりもそうなんですよね。

 

性能、デザイン、価格、土地の事、、

 

もちろんそれはそれで大事なのですが、

私の感覚は目の前の人の役に立つ事しか

考えていないので、

まさに穴埋め作業をしています。

 

モノとコトの話で考えると、

性能はモノの話であり、

穴を予め埋めた状態で提供している感覚です。

 

しかしコトで考えると、

穴埋め作業は容易ではない。

 

小さい穴もあれば、

大きな穴もあり、

変形した穴もあります。

 

埋めてもまたすぐに穴が空く事もあります。

 

更には埋めたと思っても、

目には見えない小さな穴がまだ空いており、

徐々に大きく穴になっていく事もあります。

 

しかし、どのような穴でも今まで純粋に、

ただ目の前の穴を埋めてきました。

 

それだけです。

 

その先に偉業があったのか分かりませんが、

0から立ち上げた会社が、

今こうして20年も存続している事が、

大偉業なのかも知れません。