理念は掲げるだけじゃ意味がない | 更新情報|縁 創建工房 | 大阪 寝屋川 枚方で自然素材・高寿命の注文住宅・リフォーム・健康住宅

Model House

更新情報

2025年06月14日 社長ブログ

理念は掲げるだけじゃ意味がない

 

「理念は掲げるだけじゃ意味がない」

 

よく聞く言葉ですが、

これは、経営者である私自身が一番、

肝に銘じなければならないことだと思っています。

 

会社の理念。

美しい言葉で飾るのは簡単です。

 

パンフレットにも、ホームページにも載せられる。

でも、それが“行動につながらない言葉”なら、

どれだけ立派でも、意味はありません。

 

大事なのは、

「その理念を、毎日どう実践しているか?」ということ。

 

私自身、「どうやったら理念を社員に伝えられるか」と

悩んだ時期がありました。

 

でも今は、こう思っています。

 

伝えるよりも、

一緒に体現することの方が大事やと。

 

たとえば、現場での対応。

 

お客様に対して、社員に対して、

あるいは協力業者さんに対して。

その瞬間の言葉、判断、立ち居振る舞いの中に、

理念はにじみ出るものだと思っています。

 

もちろん、「言わないと伝わらない」こともある。

 

だから私は、会議の中でも、

日々の出来事を“理念”と紐づけて話すようにしています。

 

「これは、うちが大事にしている事やで」と。

結果だけを評価するのではなく、

その背景にある価値観を一緒に確認する。

 

また、誰かが「らしい行動」をしてくれたときは、

そのエピソードを、みんなの前で紹介するようにしています。

 

言葉じゃなく、行動で示す。

 

理念が本当に形になるのは、

ポスターでもルールブックでもなくて、

社内に流れる“空気感”や“人との関係性”の中だと思うんです。

 

私たちは、「自然素材の家づくり」を通して、

人と人との“縁”を大切にすることを理念に掲げています。

 

これは、

施工品質や素材の選定はもちろん、

現場の声をどう拾うか、社員をどう育てるか、

お客様とどんな対話を重ねるか──

そのすべてに関わってくるものです。

 

さらに私たちが大切にしているのは、

「人の役に立つこと」という使命感。

 

・何かのご縁で出会った方の、どんな役に立てたのか?

・その人と、どんな対話を重ねられたのか?

・正直に、真っすぐに、事実を伝えられたのか?

 

これは、私自身がいつも自分に問いかけていることです。

 

理念や使命感は、掲げるだけじゃだめなんです。

“にじむ行動”として、日々の中で生きているか。

 

今日もまた、

誰かのふるまいに、理念や使命感がにじんでいるか。

 

そんな視点で、

一日を過ごしたいと思います。