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2025年06月26日 社長ブログ 社長コラム
不定期シリーズ:AIに聞いてみた「6エリアで家を建てる際に断熱等級はどの程度が良いですか?」
AIの進歩は目まぐるしいスピード感で進んでおります。
今までの日常生活や勉強、
仕事の常識を変えるツールだと思います。
それでもAIを全て受け入れる事が
出来ない方もおられますが、
完全否定は到底出来ません。
AIの情報元は今までの過去膨大な
データベースから最適な回答を出してくれます。
今回のシリーズではAIに家づくりにおいて
様々な質問をしてみたいと思います。
○今回の質問
「6エリアで家を建てる際に
断熱等級はどの程度が良いですか?」
●回答
6地域(6エリア)は、
日本の断熱区分の中で比較的温暖な地域に該当し、
具体的には関東南部・近畿南部・
四国・九州の一部などが含まれます。
ただし、冬は冷え込む日もあるため、
適切な断熱性能の確保は
快適性・光熱費・健康維持に大きく影響します。
□ 6地域での推奨等級
◆最低でも等級5(UA値0.6以下)
・ZEH補助金や長期優良住宅取得の観点からも有利。
・夏も冬も快適に過ごしやすい。
◆理想は等級6(UA値0.46以下)
・初期コストは多少上がるが冷暖房費で回収可能。
・体感温度が安定し、
ヒートショックなどの健康リスク低減にも有効。
□ その他の考慮点
・窓の断熱性能(Low-Eガラス・樹脂サッシ)が大きく影響します。
・気密性(C値)**も重要。断熱だけでなく、
隙間が少ない家にすることで性能が活きます。
・パッシブ設計(日射遮蔽・日射取得)を考慮すると、
さらに快適で省エネな住まいになります。
■ 結論
6地域であれば、等級5以上(理想は等級6)を
目指すのがバランスの取れた選択です。
初期費用とランニングコストのバランスを重視して、
シミュレーションしてみるのが賢明です。
ご希望の住まいの広さやご予算に応じて、
具体的なUA値や断熱材・サッシの選定もアドバイスできます。
ご希望あれば教えてください!
以上です。
具体的なUA値を教えてくれるとの事なので、
更に質問をしてみました。
○質問
「具体的なUA値を教えて下さい」
●回答
もちろんです。UA値(外皮平均熱貫流率)は、
住宅の断熱性能を示す指標で、
「家全体からどれだけ熱が逃げるか」を数値化したものです。
値が小さいほど断熱性能が高いことを意味します。
□補足:UA値の意味(具体例)
・UA値0.87(等級4)
→ 「昭和・平成初期の家+ちょっと改善」程度。冬は寒さを感じやすい。
・UA値0.6(等級5)
→ 一般的なZEH住宅。断熱材や窓の選定次第で現実的に達成可能。
・UA値0.46(等級6)
→ 樹脂サッシ・高性能断熱材・基礎断熱などが必要。
・UA値0.26(等級7)
→ 高性能トリプルガラス樹脂窓・分厚い断熱材など、コストが跳ね上がる。
□6地域での「おすすめUA値」
◆バランス重視:0.46(等級6)
・夏冬ともに快適。冷暖房費が抑えられる。
・快適性・費用のバランスが良い。
◆コスト重視:0.6(等級5)
・現実的な範囲で性能を上げたい方向け。
・ZEHや長期優良住宅の基準を満たすためには十分。
◆将来を見越して:0.4以下
・G2〜G3(HEAT20)水準も検討可。
・高性能住宅の設計や施工に慣れた工務店でないと難しい。
以上です。
関心したのは、将来を見越して:0.4以下、です。
この0.4以下という数値はよく分っているなと思いました。
ですので、更に聞いてみました。
○質問
「将来を見越して:0.4以下なら付加断熱をしないといけませんか?」
●回答
非常に良い質問です。
UA値 0.4以下を目指す場合、
付加断熱が「ほぼ必須」かどうかは、
以下の条件に大きく左右されます:
□UA値0.4以下は付加断熱が必要か?
◆付加断熱が必要になることが多いケース
・充填断熱だけでは性能が足りない(断熱材の厚みや材質に限界がある)
・2階建て以上・延床面積が広い
・窓の面積が多い(南面に大開口など)
・外皮面積が大きく、熱損失が増えやすい設計
・樹脂サッシでもアルゴンガス・トリプルガラスが使えない場合
■ 結論:高確率で付加断熱は必要
→ UA値0.4以下は、
充填断熱だけで達成するのは非常に難しく、
コスト効率も悪いため、
外張りの付加断熱とのハイブリッド(充填+付加断熱)が現実的になります。
◆例:断熱仕様イメージ(UA値0.4以下)
部位
推奨構成例
・壁
充填断熱(高性能グラスウール16K 105mm)+
外張り(硬質ウレタンボード 30〜50mm)
・屋根(天井)
吹付断熱 200mm 以上 or 充填+付加
・床・基礎
押出法ポリスチレンフォーム(XPS)100mm以上 or 基礎外断熱
・窓
樹脂サッシ+トリプルガラス(Low-E+アルゴン or クリプトンガス)
■ 付加断熱のメリットと注意点
◆メリット
・UA値を確実に下げられる
・結露リスクを減らせる(温度差が小さくなる)
・ヒートショック対策・体感温度の安定化
◆注意点
・コスト増(材料費+施工費)
・施工精度が重要(断熱欠損があると性能が発揮されない)
・外壁厚みが増し、納まり(サッシの取り合いなど)に工夫が必要
■ まとめ
UA値0.4以下を狙うなら、
付加断熱は「ほぼ必須」です。
ただし、家の規模や形状、断熱材の選定によっては、
ぎりぎり充填断熱だけで到達するケースもありますが、
施工難易度と費用が跳ね上がる傾向にあります。
以上です。
もはや、怖いですね。
これ言っている事は正解ですから。
まとめると、
6エリアで将来を見越した家を建てるなら、
UA値0.4以下が良い、しかし付加断熱は必須なので、
コストアップや施工に慣れている会社に依頼をする必要がある。
との事でした。
この情報がお役に立てれば幸いです。