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2025年07月02日 社長ブログ
考える
「これはポイントやで」
会議中、私はよくそう口にします。
一見、当たり前のようですが、
実はこの“ポイント”を押さえるかどうかで、
仕事の成果は大きく変わると感じています。
このポイントとは、多岐に渡るのですが、
仕事が出来る人は、
このポイントを絶対に“外しません”。
他方、仕事に問題がある人は
見事にポイントを“外します”。
仕事が更に出来る人は物事のポイントを
見事に“抽出します”。
「つまり●●がポイントですよね」と言ってきます。
この事は経験や技術はもちろんなのですが、
単に知識や経験があるだけではなく、
「なぜそうなるのか」「この選択でいいのか」
と一歩立ち止まって思考する力が、
ポイントを見抜く力に直結するのだと思います。
単に知識があるとか、
過去に経験したことがある、
というだけではダメなんです。
「なぜそうなるのか?」
「この選択で、本当に良いのか?」
そうやって、一歩立ち止まって考える。
その思考力こそが、
ポイントを見抜く力に直結するのだと思います。
ポイントを外す人は“あまり考えずに”前に進めます。
ポイントを外さない人は“先に考えてから”進めます。
更に凄い人は先に考えて“相談や共有”をしてから進めます。
この事は見事に結果に表れます。
そして人は結果を見て、感情的になります。
いい結果が出れば、自信にも繋がり、
心地いい満足感を経験できます。
思い通りの結果が出なければ、
落胆や苛立ちといった感情に
振り回されることもあります。
では、そうならないためには、
どうすればいいのか?
答えは、シンプルです。
できるだけ“考えてから動くこと”。
たったそれだけのことが、
案外できない。
なぜなら人は、早く動きたくなるからです。
早く進めた方が「やってる感」があるし、
安心するんですよね。
でも、考えずに動いた先にあるのは、
大抵“やり直し”や“行き詰まり”です。
もちろん、いくら考えても、
結果がうまくいかないこともあります。
それでも私は思います。
徹底的に考えて出した結果と、
何も考えずに出た結果とでは、
たとえ同じようにうまくいかなかったとしても、
納得感も、学びの深さも、全然違う。
世の中は、
案外シンプルな法則でできているのかもしれません。
だからこそ——
まずは「しっかり考える」という習慣を持つだけで、
目の前の結果も、これからの未来も、
確実に変わっていく。
私は、そう信じています。