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2025年07月04日 社長ブログ 社長コラム
不定期シリーズ:AIに聞いてみた:「今から家を建てる場合は耐震等級はどの程度必要ですか?」
AIの進歩は目まぐるしいスピード感で進んでおります。
今までの日常生活や勉強、
仕事の常識を変えるツールだと思います。
それでもAIを全て受け入れる事が
出来ない方もおられますが、
完全否定は到底出来ません。
AIの情報元は今までの過去膨大な
データベースから最適な回答を出してくれます。
今回のシリーズではAIに家づくりにおいて
様々な質問をしてみたいと思います。
○今回の質問
今から家を建てる場合は耐震等級はどの程度必要ですか?
●回答
家をこれから建てるなら、
耐震等級は「等級3」を強く推奨します。
以下に理由と背景をわかりやすくまとめます。
「等級3」を推奨する理由
① 南海トラフ地震・首都直下地震などのリスク
→ 今後30年以内の発生確率が70%以上のエリアも多く、
「等級1」では命は助かっても家が使い物にならなくなる可能性が。
② 地震保険が割引になる(最大50%)
→ 耐震等級が高いと、保険料も安くなるため、
長期的にはコスト削減に貢献。
③ 資産価値が高くなる
→ 中古市場や将来的な売却でも
「等級3」はアピール材料に。
ローン審査でも有利になることがあります。
④ 長期優良住宅の要件
→ 取得には基本的に
「耐震等級2以上」が必要。
「等級3」だと認定を受けやすく、
補助金や減税の対象に。
■ 注意点:「耐震等級3でも構造設計が大事」
・構造計算がしっかりしていない
「形式的な等級3」では不十分です。
・平面形状や間取り(吹き抜け・大開口など)により、
等級3でも実際には弱いケースもあります。
・許容応力度計算による耐震等級3なら、
より信頼性が高いです。
□どんな家でも等級3にできるの?
・多くの木造2階建て住宅で等級3は問題なく可能です。
・ただし、吹き抜け・大開口・ビルトインガレージなどが
あると設計の工夫やコストが必要です。
■まとめ
これから家を建てるなら「耐震等級3」がベストな選択肢です。
命を守るだけでなく、
住み続けられる家・資産になる家にするためには、
等級3+信頼できる構造設計が欠かせません。
以上です。
耐震等級3を強く推奨します。との事は良いですね。
長期優良住宅は耐震等級2から3に変更になったので、
学習はまだかも知れませんね。
しかし気になったので教えておきました。
○質問
2022年10月以降は長期優良住宅は耐震等級3ではないですか
●回答
はい、おっしゃる通りです。
2022年10月の法改正以降、長期優良住宅の認定基準において
「耐震等級3」が必須となりました。
従来は「耐震等級2以上」が求められていましたが、
改正により基準が引き上げられました 。
2022年10月以降、長期優良住宅の認定を受けるためには、
耐震等級3が必須となりました。
これは、住宅の安全性を高め、
将来的な資産価値を維持するための重要な基準です。
ご計画中の住宅がこの基準を満たすよう、
設計段階から耐震性能を十分に考慮することをおすすめします。
以上です。
これで学習しましたね。笑
少し、嫌な質問をしてみました。
○質問
耐震等級3許容応力度計算を行い、
制震ダンパーを付ければ絶対に家は倒壊しませんか?
●回答
率直にお答えします:
「絶対に倒壊しない」とは言い切れません。
ただし、現実的に考え得る中では
最高レベルの安全性を確保できる組み合わせです。
◆なぜ「絶対」とは言えないのか?
① 地震は想定を超えることがある
・耐震等級3は「数百年に一度の地震(震度6強〜7)」を想定した基準です。
・しかし、熊本地震のように短期間で複数の震度7が来るケースもありました。
・将来の地震が現行想定を超える規模・
継続時間・地盤挙動であれば、倒壊のリスクはゼロではありません。
② 地盤や基礎の影響も大きい
・どれほど構造計算で強くしても、
地盤が弱ければ不同沈下や液状化で構造が崩れることがある。
・耐震性は「建物+地盤」で成立します。
③ 施工不良やメンテナンス不備も要注意
・理論上の強度が高くても、施工ミス・
断熱欠損・金物の不備があると性能が出ません。
・さらに、シロアリや腐食などの経年劣化も耐震性に直結します。
■結論
「絶対倒壊しない家」は存在しないのが現実です。
ただし、耐震等級3(許容応力度計算)+制震ダンパーの構成で、
住宅における最上級の安心を得ることは可能です。
以上でした。
如何でしょうか?
回答のレベル高いですね。
耐震等級3(許容応力度計算)+制震ダンパーの構成で、
住宅における最上級の安心を得ることは可能です。
この耐震等級3(許容応力度計算)+制震ダンパーの仕様は当社ですので、
AIのお墨付きを頂きましたが、まだ他にも、
地盤、基礎などの検討も耐震性能には重要です。
この情報がお役に立てれば幸いです。