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2025年07月09日 社長ブログ

営業とは”お役立ち貯金”である

 

営業という仕事には、

いつも数字がついて回ります。

 

月末になればいろんな月次結果も気になります。

 

でも、私は数字はもちろん大事ですが、

社員がお客様と向き合ってきた”ストーリー”を確認します。

つまり、目の前のお客様に何の”お役に立てているのか”

この確認をしています。

 

住宅という高額な商品を扱っている以上、

お客様は常に「疑い」と「不安」のなかで判断しています。

だからこそ、私たちは売ることよりも、

信頼してもらうことを優先しないといけない。

 

たとえば、こんな場面があります。

 

「これは、やめておいた方がいいですよ」

「今は、焦って決めない方がいいと思います」

「他社さんも見て納得してからご判断ください」

 

もっと言えば、ライフプランをした後に、

「家は建てない方がいいと思います」

 

そうお伝えした方もおられます。

 

こちらが売りたい気持ちを優先すると、

前述の言葉をお伝えする事は出来ません。

 

他社批判をしたり、自社が正解のような、

トークをお客様にする営業が残念ながら、

住宅業界では多い印象です。

 

そして、お客様はすぐに気づきます。

「あぁ、これは営業トークやな」

「こんな人は信用出来ない」

「なんかいや」

 

そうして関係が一瞬で壊れてしまう。

 

家づくりというのは、

信頼関係をつくるプロセスそのものです。

 

売ることは目的ではありません。

信頼の結果として、ご契約という”縁”が生まれる。

 

だから私は、

スタッフにもいつもこう伝えています。

「返事はすぐに返そう」

「嘘は絶対につくな」

「しょうもない駆け引きをするな」

「正直にお伝えしよう」

「正々堂々でいこう」

 

つまり、

ただ”本気で向き合ってくれたらそれでいい”のです。

 

私たちも、間違うし失敗もします。

 

その時に会社として、もっと言うと”人”としての

誠実さが問われる瞬間が襲ってきます。

 

自問自答すると思います。

 

「上手くやり過ごしたい」

「逃げたい」

「怒られないようしたい」

 

このような感情になる事もあるでしょう。

 

それでもやはり、誠実に、

「正直にいこうや」そう思います。

 

売らない営業とは、

相手のことを本気で考える姿勢のこと。

 

他人事を”自分ごと”にすればいいのです。

※もちろんそれが一番難しいのですが

 

そして、その姿勢があるからこそ、

本当にご縁のあるお客様と深い信頼で結ばれるのです。

 

数字はあとからついてくる。

信頼が先、ご契約などは後です。

 

それが、縁創建工房の営業スタイルです。