“知識”で勝負しない、“気づき”で寄り添う | 更新情報|縁 創建工房 | 大阪 寝屋川 枚方で自然素材・高寿命の注文住宅・リフォーム・健康住宅

Model House

更新情報

NEW

2025年07月31日 社長ブログ

“知識”で勝負しない、“気づき”で寄り添う

 

家づくりにおいて、

私たちは“知識”を持っていて当たり前です。

 

断熱のこと、

耐震性能、

構造、

素材の特性、

メンテナンスの方法……

 

それらを丁寧にわかりやすく伝えることは、

プロとしての基本です。

 

でも、それだけでは足りないと

感じる場面がたくさんあります。

 

たとえば、

こちらが熱心に性能の説明をしていても、

お客様が「なんか違う」と

感じてしまう瞬間がある。

逆に、説明が少なくても、

「この人はわかってくれてる」と

信頼してくださることもある。

 

私はそういう場面を見るたびに思うのです。

“知識”で勝負するより、

“気づき”で寄り添う方が、人の心に届くのだと。

 

お客様が本当に知りたいのは、

「この素材のスペックは?」という話よりも、

「うちの家族にとって、これが本当に合っているのか?」という問いです。

 

それに応えるには、

“説明”ではなく“共感”が必要です。

マニュアル通りの説明よりも、

「この人は、自分たちの話をちゃんと聞いてくれた」と

思ってもらえることが何より大切。

 

だから私は、

気づくことを大事にしています。

 

お客様が口にしない不安、語らない背景、

表情の変化や沈黙の意味。

そういう“言葉にならない声”に気づけるかどうか。

 

そこに寄り添える営業・設計・現場であること。

 

それが“信頼される仕事”の根っこなのです。