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2025年08月25日 社長ブログ
人を動かすのは、“理屈ではなく想い”
経営をしていると、
人を動かすことの難しさを
日々感じます。
社員に指示を出す、
協力業者にお願いをする、
お客様に提案をする。
どの場面でも理屈だけでは
なかなか人は動きません。
頭で理解しても、
心が動かなければ、
行動にはつながらないのです。
たとえば現場で
「こうしないといけない」と
マニュアルを示したところで、
本人が納得していなければ
形だけの作業になってしまいます。
逆に、
「なぜそれが大事なのか」
「この仕事が誰のためになるのか」
を心から理解したとき、
人は自ら動き、工夫し、
責任を持って取り組むようになります。
そこに必要なのは理屈ではなく、
”想い”です。
お客様との関係も同じです。
性能や仕様を数字で
説明することは大切ですが、
それだけでは心には響きません。
「この家でどんな暮らしをしてほしいのか」
「この提案に込めた想いは何か」
をしっかり伝えることで、
お客様との信頼が生まれ、
家づくりを共に歩む共同作業になります。
私自身、理屈で説明して納得して
もらおうとしていた頃は、
なかなか人が動いてくれませんでした。
しかし、現場で自分の想いを正直に
伝えるようになってから、
周りの反応が変わったと感じます。
「この人が言うならやってみよう」
と思ってもらえるのは、
理屈ではなく
想いが伝わったからです。
人を動かすのは、
理屈ではなく想い。
だからこそ、
私たちは自分の想いを言葉にし、
行動で示し続ける必要があります。
その積み重ねが、
強いチームや信頼される会社を
つくるのだと思います。