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2025年09月07日 社長ブログ
“働く理由”は、お金より“誰のために”
「何のために働いてるんですか?」
と聞かれて、
「生活のため」「お金のため」
と答える人は多いと思います。
もちろん、それも大事な理由です。
生きていくにはお金が要りますから。
でも、長くこの仕事をやってきて思うのは、
「お金以上の理由」がある人のほうが、
軸がぶれなくなるという事です。
たとえば、
「お客様が喜んでくれたらそれだけでうれしいんです」
と笑う大工さん。
あるいは、
「この人の家は、自分が最後までしっかりと管理をする」
と言う現場監督。
そういう人たちは、多少のトラブルが起きても、
へこたれないし、逃げないんですよね。
”誰かのために働く”
それは自己犠牲ではなく、
自分の仕事に意味を
見出すということだと思います。
今のご時世、誰かの為に働くなんて、
笑われるかも知れませんし、
綺麗ごとかもしれません。
でも、私どもを信頼して頂き、
沢山の期待がある中での家づくりでは、
「この家族のために最高の家を建てる」という、
気持ちが一番の根になると私は思います。
私たちの仕事は、
「家をつくる」ことがゴールではなく、
そこに住む人の
「これからの暮らし」をつくる仕事です。
だから、「この人のために」という思いがないと、
いい家なんかつくれません。
仕事って、つらいこともあるし、
理不尽なこともある。
だからこそ、「誰のためにやっているのか?」が、
自分を支えてくれる軸になる。
お金のためだけに働いていたら、
しんどくなった時に簡単に折れてしまう。
でも、「あの人のために」という理由があれば、
最後は踏ん張れる。
私はそう思うのです。