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2025年09月09日 社長ブログ

社内研修【設計塾】

 

先月から、懇意にしている

1級建築士の先生に依頼をして、

社内研修を開催しております。

 

研修の内容は“設計”です。

全10回の内容になります。

 

家づくりが始まると、

現地調査や役所調査などを経て、

プランに入っていき、

目に見える形でプランを

まずは書いていきます。

 

このプラン作業はある意味、

くせ者で素人でも経験を積んでいくと、

書く事が出来るようになります。

 

では、建築士の資格を持っていれば、

プランが最初から書けるのか?

となると、決してそうでもありません。

 

つまり、家づくりをしている会社では、

設計士の資格を持っていなくても、

経験さえあれば、

お客様に提出をするプランを書く事は

業界的には“あるある”なのです。

 

この事を踏まえて、

当社では当たり前ですが、

設計士が複数おり、

設計士の資格を持っているメンバーが

プランを基本書いておりますが、

前述の通り、経験が無ければ、

設計士の資格は“ただの資格”であり、

お客様が納得するプランを

書く事は出来ません。

 

また、プランと言っても

法的な問題を複数クリアする

必要があり、

プランの裏に隠された

諸問題が実に沢山あります。

 

この事を理解していないと、

プランと言ってもそれは

“ただのお絵描き”なのです。

 

現在行っている、設計研修は、

プランよりは、

法的な問題をより詳しく

理解する事が最大の目的です。

 

特に現在ではプランを書く事は

CADと言われる、

ソフトで簡単に書けるのです。

 

また最近では要望を言えば、

AIがプランを書いてくれるようになってきました。

今後、更に、AIがプランを書く時代に

なっていくと思います。

 

このような時代の中で、

「自分はプランを書ける」と

誤解をしないように、

基本を1から学ぶ必要があるのです。

 

そして、学んでいる事は極めて

重要なのですが、

地味な内容ばかりです。

 

「この内容は建築基準法です。」

「これは告示です。」

「これは主事の判断です。」

「緩和措置があります。」

 

このような項目が沢山あります。

 

いくらお客様が感動をするプランを書いても、

法的に問題があれば、結局は、

“ダメなプラン”なのです。

 

だから、基礎が大事だという事を

社員が理解するまで、

このような研修を続けたいと思っております。

 

自分が調べて、

自分が考えて、

自分が行えば、

自分が成長するのです。