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更新情報

2009年10月07日 社長ブログ

瑕疵担保履行法

創建工房施工会議です。

昨日は今までの会議内容とは違い、

民間の検査会社様に来ていただき

詳しい検査内容の説明をうけました。

 

 

 

創建工房では行政の検査+民間検査会社の

検査は全棟義務付けしていますが、

10月1日より「住宅瑕疵担保履行法」が始まりました。

 

概要を説明すると…

 

新築住宅を供給する事業者は、

住宅のなかでも特に重要な部分である、

構造耐力上主要な部分及び雨水の浸入を防止する

部分の瑕疵に対する10年間の

瑕疵担保責任を負う。

※瑕疵担保責任とは、契約の目的物に瑕疵(欠陥)があった場合に、

これを補修したり、瑕疵によって生じた

損害を賠償したりする責任のことをいいます。

難しいですね?

 

ようするに今までは雨漏りがあっても、

供給する側(工務店、ハウスメーカー、不動産屋)

が倒産したりすれば、誰も直してくれない…

だから強制的に保険に入るか、

供託金を積み、瑕疵の補修などが確実に行われ、

消費者を守る。と言うわけです。

 

数年前の耐震偽装から、

このままでは駄目ということになり

2009年10月1日から施工されました。

 

創建工房では今回の法律に先立ち

約2年前から保険加入していますが、

???ですよね。

こんな当たり前の事…

 

建築業界は時代に遅れていますよ。

車を購入したら強制的に加入する自賠責保険。

もちろん車にも保証期間がついています。

家も同じことです。

 

しかし難しいのが家でもあります。

 

ハウスメーカーのように工場生産しないですから、

一からコツコツ手作りで作るので

保証と言われてもどこからどこまでが

保証対象なのかは難しい問題でもあります。

 

もちろん今回の法律の雨漏れや構造部分は

大事な所なので万が一の場合は

保険で補修するのはいいですが、

この重要な部分しか検査内容にはありません。

 

あとは事業所まかせです。

 

よく社内検査がありますが、

この社内検査ほど怪しいものはありません。

だって自ら都合の悪いこと言いますか?

あとハウスメーカーがよく言う社内保証。

これも怪しいです。

 

だって社内検査して社内保証でしょ??

う~ん。

まあいろんな意見がありますから。

 

創建工房では民間の検査会社に

検査をしてもらっています。

 

国内で一番厳しいと言われている会社です。

独立した第三社の検査会社ですので安心です。

しがらみもありませんから。

 

私も人間ですので社内検査して

万が一欠陥があった場合は絶対に直しますが、

微妙な所もあるんです。

 

作り手の気持ちもよく理解できますから…

 

ですので民間の検査です。

 

そもそも当たり前の事をしていれば

大きな問題はありません。

昨日も完了検査でしたが無事に合格です。

 

 

 

自分達を律するためにも馴れ合いが一番危険です。

 

それで業者さんに嫌われても…

 

仕方がないです!(笑)