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2013年09月20日 社長ブログ
補助金ありき?
今家を建てると、
国が支援している制度が使えるかも知れません。
・地域型ブランド化事業の補助金 100万円
http://www.chiiki-brd.jp/
・住宅のゼロ・エネルギー化推進事業 165万円
http://www.zero-ene.jp/zeh/index.html
・木材利用ポイント ポイント制
http://mokuzai-points.jp/
どれも、補助金は時限立法ですが、
中でも木材利用ポイントは手軽に使えるという事で
申請開始からまだ3ケ月程度ですが、
予算が無くなる?と言う噂も出てきました。
ちなみに、
木材利用ポイントは国の予算が410億円付きました。
で、100億近くがシステム構築や
他の経費で消えるそうです。。。
さて、木材利用ポイントは3つの柱から
形成されております。
1、木造住宅を建てる
2、内装材、外装材を使用する
3、ペレットストーブ、槇ストーブを購入する
1の木造住宅を建築するのは単純で、
床面積の大きさで、
決められた木材使用量に達していれば
30万ポイントゲット!
って感じです。
2の内装材は床材(フローリング)や
壁に張る板を使用すれば、
これまた面積に対してポイントが出る仕組みです。
(なぜか天井に使用するのは対象外です。)
この2の「内装材」は良しとしても
問題は「外装材」です。
国産の無垢板を外壁に使用すればポイントが出るのは納得です。
しかし、「新規外壁材」といって
木材ではない製品がかなり認定されています。
無理やり工業製品に木のチップを
埋め込んだ製品などのオンパレードです。。。
売れたら何でもいいんかい!って感じです。
3のペレットストーブ、
槇ストーブも、よく分かりませんが、
まだ何となく理解は出来ます。
普段、木造住宅を建築していても、
厳密に言えば集成材の木造と
無垢材の木造では違うと私は思います。
ただ、集成材をポイント対象外にすれば、
今の日本の木造住宅業界では
かなりの反発を買うでしょうし、
まあ不可能でしょう。
100歩譲っても、
新規外装材は腹立ちますね。
普段から工業製品を普及さして
日本の風土も考えない製品を作ってるが、
なんかポイント使えるんやったら
認めてもらうように木の破片でも入れよう的な。。。
そもそも協会とかあって
上で繋がっているんですよね。
行政と民間企業が。
本当に恩恵を受けなければならない方に
正しい方法で、
還っていかないと理不尽ですよね。