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2023年02月24日 社長ブログ
性能値とは?
10年前の住宅業界は「性能」という言葉は馴染みのない言葉でした。
大手ハウスメーカー(以下HM)の会社が「性能」というワードを広めたと思います。
そのHMの性能は現在もトップクラスです。
しかしHM以外にも一部の工務店が性能に目を向けて勉強をして、
現在では性能というワードは聞きなれた言葉になっております。
前述のHMよりも性能値が高い工務店も全国には沢山あります。
性能という言葉はよく聞くけど、何を具体的に指しているのか、、、??
などの方へ出来るだけ簡単に述べたいと思いますので、
今後の家づくりの参考にしてみて下さい。
・耐震性能
・断熱性能
・気密性能
この3つが代表です。これは覚えておきましょう。
※断熱性能はUA値(ユーエーち)という名称があり断熱性能を示す値を表します。
※気密性能はC値(シーち)という名称で気密性を示す値を表します。
つまり性能の大小が分かる為に値が付く訳です。
耐震性能では → 耐震等級1~3
同じく耐震性を示す耐風等級1~2(たいふうとうきゅう)
※数値が大きくなるにつれて地震に強い家になります
断熱性能では → 断熱等性能等級2~7
※数値が大きくなるにつれて暖かく涼しい家になります
気密性能では → 0.1~
※数値が小さくなるにつれて隙間が無く暖かく涼しい家になります
※補足として換気計画にも影響します
見学会や展示場に行くと営業さんが、
「当社の家はUA値が0.26以下でC値も0.2です!」
と鼻息を荒く言ってくるのがこの数値の事です。
だから住宅会社はこぞって数値を競うのですね。
この辺りは住宅会社の考えや住まい手の方の考えもあるので
正解はありませんが、ネットで検索したりYouTubeで勉強も出来ますが、
偏った考えも沢山ありますので、更に悩まれるかも知れません。
昨年、この性能値の2つ
断熱等性能等級
耐震等級
に関して大きな法改正があり、2025年から義務化になる内容があります。
今後の家づくりにはマストなワードであり、
重要な内容でもあるので、またお伝えしていきます。