Q.今は他にローンはないのですが、以前は借入をしていました。住宅ローンに影響ありますか？　　

今は他にローンはないとのこと。
でしたら通常は住宅ローンに影響を及ぼすことはありません。

例えば現在自動車ローンを組んでいる方が住宅ローンを組む場合、金融機関は自動車ローンの返済額も加味した上で住宅ローンの借入可能額を決定します。
なぜならその人にとっては今後、住宅ローン＋自動車ローンの合計が新たな返済額になるのですから、金融機関にとってはその合計金額がその人にとって無理のない返済額か、つまりきちんと返してもらえるのかが重要となるからです。

ですので、もし今、他にローンがないのであれば純粋に住宅ローンだけの借入金額を査定することになります。
しかし今はなくても過去にローンを返済していた、という方は油断してはいけません。

・額は少ないが延滞が複数回あった
・全額返済したつもりだったが実は少額残っていて完済していなかった
ということはありませんか？

金融機関はあなたが「返済できる人なのか」要は「信用できる人なのか」をチェックします。
つまり過去の所業もチェックすることで、あなたの人間性を確認するといっても過言ではありません。
その過去の内容が登録されているのが「個人信用情報」と呼ばれるものです。

万が一、過去に過度な滞納・延滞などの履歴があった場合、異動情報にリストアップ（いわゆる「ブラックリスト）」されてしまいます。
このリストに載ってしまったら借入が不可能になる場合も。

ですから「今」が良くても「過去」はどうか？も重要なのです。ご注意を！

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